Technology Perspective from Japan

Autodesk® Data Connector for Power BI 新バージョン

Autodesk® Data Connector for Power BI がアップデートされました。新しいバージョン v2.0.9 には、次の点が盛り込まれています。 参照パラメーターのサポート - Power BI Desktop 上で ACC から Data Exchange（データ交換） を読み込む際、オプションのフィルター機能を使用して、パラメーター ドロップダウンで必要なカテゴリを指定すると、レベル（Level）と下部の拘束（Base Constraint）パラメーターを使用できるようになりました。 シームレスな更新動作 - ダッシュボードの更新は [更新] ボタンによってトリガーされるようになりました。 パフォーマンスの向上 - プロジェクト/ナビゲーション時間を~90%短縮しました。 バグの修正 新しいバージョン v2.0.9 は、Autodesk® Data Connector for Power BI ページから入手することが出来ます。 詳細については、Autodesk Data Connector for Power BI のオンライン ヘルプ ページ（英語）を参... Read more →

Autodesk Platform Services アップデート ウェビナー 2024 サマリー

先日、 11月29日（金）13:30～17:20 に開催した Autodesk Platform Services アップデート ウェビナー 2024 の収録動画とプレゼンテーション資料（PDF）を公開します。 本ウェビナーは、米国サンディエゴで開催された Autodesk University 2024 を受け、オートデスクの Design & Make プラットフォームと、基盤となっている Autodesk Platform Services（APS）、AEC Data Model、 Manufacturing Data Model 等について、 最新のアップデートをオンライン形式のウェビナーでまとめてご案内したものです。同時に、APS を利用した Autodesk Construction Cloud 統合について、改めて手順や概要をご案内しました。 13:30~14:10 AU キャッチアップ – オートデスクのデータ戦略と AI の位置付け 米国開催されたAutodesk Universityで紹介された内容と APS、AI の位置付けをまとめてご案内しました。 プレゼンテー... Read more →

WebHooks API：VS Code から ACC 監視を登録

APS の WebHooks API を利用すると、オートデスクのクラウド サービスで発生したイベントを検出、APS アプリに通知してくれます。この手法で Autodesk Construction Cloud（ACC）上の挙動を把握することが出来ます。 APS の WebHooks API は様々なイベントをサポートしていますが、この内、ACC 上の監視で取得することが出来るイベントは Data Management Events に記載のあるとおりです。 WebHooks API は、VS Code APS エクステンションで簡単に登録することが出来るので、実際のアプリ実装前に動作の評価・検証が可能です。ここでは、ACC 上のフォルダ追加を例に、テストの手順をご紹介しておきたいと思います。 事前把握が必要な情報 ACC プロジェクトにフォルダが追加された通知を得るためには、POST systems/:system/events/:event/hooks エンドポイントで dm.folder.added イベントと一緒に通知を得るためのコールバック URL を登録する必要があります。... Read more →

VS Code APS エクステンションの Client ID 切り替え

VS Code APS エクステンション － Autodesk Platform Services (VSCode Extension) の利用時、エクステンション自体が Client ID と Client Secret を使って内部的にアクセス トークンを取得して APS エンドポイントにアクセス、エクステンション上の機能を開発者に提供します。内部の認証フローで使用する Client ID と Client Secret は、 settings.json ファイルに設定する必要があります。 使用する Client ID と Client Secret は、settings.json ファイルの "autodesk.forge.environments" セクションで指定しますが、この値は配列になっているので、[] 内に複数登録しておくことが出来ます。（"autodesk.forge.environments"の [] 内に {} をカンマ区切りで記入する。） 上記のように settings.json ファイルを記入、保存しておくと、VS Code 上での作業中に、動的に使用する C... Read more →

新 Node.js SDK と VS Code で 3-legged アクセストークンを取得

新 Node.js SDK と VS Code で 2-legged アクセストークンを取得 の例に続いて、3-legged 認証フローでのアクセストークン取得を Windows の VS Code 上でテストする例をご紹介したいと思います。 新 Node.js SDK のインストール 新しい Node.js SDK のインストールは、基本的に 新 Node.js SDK と VS Code で 2-legged アクセストークンを取得 と同じです。 https://www.npmjs.com/~aps.sdk（GiiHub リポジトリ：https://github.com/autodesk-platform-services/aps-sdk-node）から Node.js パッケージを次の手順でインストールをおこないます。 MKDIR コマンドで aps-sdk-node フォルダを作成します。（フォルダ名は任意です。） CD コマンドで aps-sdk-node フォルダに移動します。 npm install --save @aps_sdk/autodesk-sdkmanager ... Read more →

新 Node.js SDK と VS Code で 2-legged アクセストークンを取得

新しい Node.js SDK（Beta）と Windows の VS Code を使い、単純にアクセストークンを取得する例をご紹介したいと思います。まずは、2-legged 認証フローでの方法です。 新 Node.js SDK のインストール 新しい Node.js SDK は、Node.js パッケージとして https://www.npmjs.com/~aps.sdk（GiiHub リポジトリ：https://github.com/autodesk-platform-services/aps-sdk-node）されています。ローカル環境で SDK（ここでは SDK Manager と Authentication API パッケージのみ）を利用するのは、コマンド プロンプトを使って、次の手順でインストールをおこないます。 MKDIR コマンドで aps-sdk-node フォルダを作成します。（フォルダ名は任意です。） CD コマンドで aps-sdk-node フォルダに移動します。 npm install --save @aps_sdk/autodesk-sdkmanager... Read more →

VS Code APS エクステンションでの 3-legged OAuth と Project アクセス

過去に VS Code Forge Tools での 3-legged OAuth の記事で VS Code にインストールした Autodesk Platform Services (VSCode Extension) から 3-legged OAuth で Fusion Team や Autodesk Docs（Autodesk Construction Cloud）にアクセスする方法をご紹介しました。その後、Forge から Autodesk Platform Services（APS）への改名にともない、3-legged 認証フローで利用するコールバック URL も変更されているので、改めて、VS Code APS エクステンションでの 3-legged OAuth 運用する手順を記しておきたいと思います。 通常、VS Code 上で Autodesk Platform Services (VSCode Extension) を利用すると、2-legged OAuth で取得したアクセストークンが使用されます。この時、VS Code の画面左下のステータスバーには、それを示す文... Read more →

APS アクセス：2-legged と 3-legged

Autodesk Platform Services（APS）でエンドポイントを呼び出す際には、言うまでもなく アクセストークン（Access Token） が必要となります。アクセストークンは Client ID と Client Seret を元に Authentication API（OAuth API）を使って取得します。そして、アクセストークンの取得フローには、大きく 2-legged 認証と 3-legged 認証の 2 つのフローがあります。 2-legged 認証 "app-context（アプリケーション コンテキスト）" とも呼ばれる認証で、 APS API を利用するアプリが、直接、オートデスクのサーバーからアクセス トークン を取得して、OSS（Object Storage Service） のAPI 共有領域に作成した Bucket にアクセスする際に使用します。 旧 View and Data API で利用していた認証は、この方法によるものです。 2-legged と呼ばれるのは、サービス プロバイダー（オートデスク）とユーザー（APS API を利用する... Read more →