今回は、Autodesk Revit 2025 の専門分野に共通するコア機能に関連する新機能をご紹介いたします。
新しい Revit ホーム: テクニカル プレビュー
[新しい Revit ホーム]切り替えボタンを使用して、より多くの機能を備えた新しいホームページをお試しください。
新しい Revit ホーム ページでは、モデルやバージョンを表示、並べ替え、および検索できるようになりました。
シート コレクション
新しいシート コレクションを使用すると、モデル内の任意のシートを Revit 全体で参照できるフレキシブルなグループ(ビュー、集計表、フィルタなど)に割り当てることができます。
これまでも、プロジェクトブラウザのブラウザ構成の設定で、シートをグループ化・並べ替えすることはできましたが、あくまでもプロジェクトブラウザ上での表示に特化していました。
シート コレクションを作成するには、プロジェクト ブラウザ(シート)で、[新規シート コレクション]をクリックします。
すべてのシートには、モデル内のすべてのコレクションを一覧表示するシート コレクションのパラメータが含まれています。
例えば、ビューフィルタでシートコレクションの値を利用することができます。
STEP ファイルを読み込む/書き出す
CAD ファイルに対するサポートが STEP ファイル タイプまで拡張しました。STEP ファイルの読み込みやリンク、または 3D ビューの STEP ファイルへの書き出しができます。
複数の位置合わせ
複数のキーノート、文字注記、タグを位置合わせして配置できるようになりました。
複数の要素を選択して、[修正]タブ->[位置合わせ]パネルをクリックし、位置合わせオプションを選択します。
PDF へバックグラウンドで書き出す
PDF 書き出しはバックグラウンドで実行できます。PDF 書き出し処理の実行中に、モデルでの作業を続行できます。
以前は、Revit から PDF を書き出す場合、作業を続行するには Revit セッションで PDF 書き出し処理を完了する必要がありました。今回の更新で PDF 書き出し処理をバックグラウンド処理として実行できるようになり、書き出し処理が完了するまでの間モデルでの作業を続行できます。
コーディネーション モデルの変更
Revit 2024 で追加された新機能、「コーディネーション モデルをリンク」した後、[コーディネーション モデルの変更]機能を使用して、Autodesk Docs からリンクされたコーディネーション モデルの 2 つのバージョン間の変更をいつでも確認できるようになりました。
By Ryuji Ogasawara
コメント