Technology Perspective from Japan

Autodesk DevCon 2024 ミュンヘン / ボストン

昨年の Autodesk DevCon サンフランシスコ/ミュンヘンに続き、今年も DevCon ミュンヘンを皮切りに、世界各地で DevConX と題した開発者イベントを開催予定です。 カンファレンスでは、Autodesk Platform Services API と Design & Make（デザインと創造）データを使用して得られる利点や革新に焦点を当ててご案内していきます。3D デザイン資産、ソフトウェア サービス、また、データ モデルから得られるデータを活用することで、開発者はさまざまな成果を実現出来るようになっています。 ワークフローの自動化や AI などのツールを活用 業界全体の関係者をつなぐ ソフトウェア システム間の相互運用性を実現 など Autodesk DevCon では、企業がアプリケーションを進化させ、ワークフローをカスタマイズする際の課題、ソリューション、コードについて詳しく説明します。建築、エンジニアリング、建設から設計、製造、メディア、エンターテインメントまで、あらゆる業界の API とデータモデルに言及していきます。 予定しているイベント概要は次の通... Read more →

Manufacturing Data Model：Data Explorer での v2 利用設定

Beta の扱いですが、Manufacturing Data Model API が v2 になったことで、GraphQL をテストする MFG Data Explorer を v2 用のエンドポイントに変更する必要があります。 MFG Data Explorer は Fusion Team 内のデザイン データにアクセスするため（いまのところ）、3-legged 認証・認可のプロセスが必要になります。利用前に、APS API を利用するアプリの登録とキーの取得 の手順で新しいアプリを作成して、Client ID と Client Secret の取得するとともに、Callback URL を設定します。 Callback URL には https://mfgdatamodel-explorer.autodesk.io/callback/oauth を設定し、API access ドロップダウンで Manufacturing Data Model API にチェックしてください。 続いて https://mfgdatamodel-explorer.autodesk.io/credent... Read more →

ACC：新しいカスタム統合 UI

Autodesk Platform Services（APS）を使ったアプリが Autodesk Construction Cloud（ACC）ストレージ（Autodesk Docs）にアクセスするためには、同アプリが使用している Client ID を事前に ACC 側に登録しておく必要があります。ACC の Account Admin が登録する事になるこの作業は「カスタム統合」と呼ばれています。 カスタム統合は、APS（旧 Forge）アプリが BIM 360ストレージ（BIM 360 Docs）にアクセスする際にも必要な作業でした。 Forge アプリを BIM 360 と連携するための「カスタム統合機能」の注意点 カスタム統合でアプリの Client ID を登録するた めのユーザ インタフェースは、BIM 360 側にしか実装されていなかったため、ACC にアクセスする際にも、このユーザ インタフェースを利用する必要がありました。 Autodesk Construction Cloud と APS 統合で必要なカスタム統合 今回、新しく ACC 側にカスタム統合ユーザ イン... Read more →

Autodesk Flex のユーザー割り当て

Autodesk Platform Servicees（旧 Forge）は、Autodesk Flex を用いた従量課金制を採用しています。特定の API を使用すると、API によって定められたトークン数を消費する仕組みです。 <2024年2月1日現在> Autodesk Flex は、Flex 特約を持つ一部の認定リセラー、あるいは、eStore からご購入いただくことが出来ます。もし、Autodesk Flex を購入した管理者アカウントと、実際にトークンを消費することになるアカウントが異なる場合には、開発者アカウントが正しくトークン消費出来るよう、ユーザ割り当てをおこなう必要があります。 ユーザ割り当ての方法は、他のオートデスク製品のユーザ割り当てと同様に、オートデスク管理者 | サブスクリプション プラン | Autodesk Flex でご紹介している方法で実施することが出来ます。 おおまかな手順は次のとおりです。（2024年2月1日現在） Flex トークンを購入した管理者アカウントで https://manage.autodesk.com にサインインして、「ユーザ別ユ... Read more →

Public Beta：Manufacturing(MFG) Data Model API v2

オートデスクでは、製品ライフサイクル全体にわたってデータとワークフローを統合するために、大胆な投資をおこなっています。この取り組みは、製品ライフサイクルのワークフローを再考することで、DX（デジタルトランスフォーメーション）を加速させます。その結果、情報へのアクセスが合理化され、分野や場所に関係なく、組織全体でシームレスなデータ接続が促進されます。 この度、すでにリリースされていた Manufacturing Data Model APIs v1 に続いて、Manufacturing Data Model APIs v2 の Public Beta としてリリースされしました。これは、Manufacturing Data Model APIs v1 の初期 API からの大幅なアップグレードとなります。Manufacturing Data Model は、製造業用のデザインデータをクラウドに保存し、どこからでも簡単にアクセスできるようにする方法です。データを詳細なサブセットに分割し、Manufacturing Data Model API を使用して読み取り、書き込み、拡張できるように... Read more →

APS メインテナンスによる開発者アカウントへの影響の可能性

過去に実施したメンテナンスと同じお知らせになりますが、期間中、新規アプリの作成（Client ID と Client Secret の取得）や既存アプリ内容の変更（コールバック URL の変更や Client Secret の再生成など）が出来なくなる可能性がありますので、予めご承知おきいただければと思います。 >>>>> 2024年2月23日（金）19:00（米国太平洋標準時）から約 48 時間、開発者アカウント管理をサポートするバックエンドシステムのメンテナンスを実施する予定です。メンテナンス期間中、すべての開発者アカウントは読み取り専用となり、新しい APS トライアルまたはサブスクリプションを作成することはできません。この間、アプリの作成や変更はできません。 このメンテナンスによるアプリ実行自体には影響はなく、通常通り API を呼び出し、すべての Web サービスにアクセスすることができます。この日時に変更が生じた場合は、すぐに最新情報をお送りします。それまでは、ヘルスダッシュボードで最新情報をご確認ください。 ご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください... Read more →

API リソースの活用

オートデスクのデスクトップ製品 API や Autodesk Platform Services を使った開発作業では、Web で参照可能な情報が多くあります。どうしても英語のページが多くなりがちですが、翻訳サービスとの併用も出来るような時代になってきているので、日本語情報も含め、改めて、ご紹介しておきたいと思います。 開発者ドキュメント 開発者ポータル（https://aps.autodesk.com）配下の Documentation には、各種 API の導入初期や検討時に役立つ概要情報や開発者ガイドへのリンクが記載されています。 Documentation ページではクラウド（Cloud）＝ APS とデスクトップ（Desktop）のチェックボックスで、表示させる API タイルをフィルタリングすることが出来ます。 すべてではありませんが、お使いの Web ブラウザの言語設定が日本語に設定されていると、AutoCAD、Revit、Inventor ページのみ日本語で表示されます。 ブログ オートデスクの公式ブログは数多く存在します。各ブログの一覧は、https://www.au... Read more →

GraphQL Data Explorer

オートデスクはファイル形式に依存しない オートデスク プラットフォーム - Design & Make（デザインと創造）プラットフォーム の実装を進めています。オートデスク プラットフォームは、建設業向けの Autodesk Forma、製造業向けの Autodesk Fusion、メディア エンターテインメント向けの Autodesk Flow で構成されるので、「インダストリークラウド」とも呼ばれています。 デザイン ファイルから抽出した情報をグラフデータベースで管理するインダストリークラウドでは、個々の情報を「粒状データ」として扱います。API を使用する開発者目線では、Autodesk Platform Services の Autodesk Data Model API を使用して粒状データにアクセスすることになります。 インダストリークラウドのデータモデルは、Autodesk Platform Services の Autodesk Data Model 上に構築されていて、業種別に、建設業向けの AEC Data Model、製造業向けの Manufacturing Da... Read more →