昨年の Autodesk DevCon サンフランシスコ/ミュンヘンに続き、今年も DevCon ミュンヘンを皮切りに、世界各地で DevConX と題した開発者イベントを開催予定です。
カンファレンスでは、Autodesk Platform Services API と Design & Make(デザインと創造)データを使用して得られる利点や革新に焦点を当ててご案内していきます。3D デザイン資産、ソフトウェア サービス、また、データ モデルから得られるデータを活用することで、開発者はさまざまな成果を実現出来るようになっています。
- ワークフローの自動化や AI などのツールを活用
- 業界全体の関係者をつなぐ
- ソフトウェア システム間の相互運用性を実現
- など
Autodesk DevCon では、企業がアプリケーションを進化させ、ワークフローをカスタマイズする際の課題、ソリューション、コードについて詳しく説明します。建築、エンジニアリング、建設から設計、製造、メディア、エンターテインメントまで、あらゆる業界の API とデータモデルに言及していきます。
予定しているイベント概要は次の通りです。
Autodesk DevCon ミュンヘン |
Autodesk DevConX ボストン |
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日程 | 2024年5月28-29日 | 2024年5月14日-15日 |
開催地 |
ミュンヘン(ドイツ) |
オートデスク ボストン オフィス 米国マサチューセッツ州ボストン |
チケット代 |
*価格には付加価値税/消費税は含まれていません* |
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規模(人) |
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お申込み | ミュンヘンに登録 | ボストンに登録 |
その他、開催予定の DevConX イベント
- Autodesk DevConX ソウル(韓国)調整中
- Autodesk DevConX 東京(日本)7月5日
- Autodesk DevConX 北京(中国) 日程未定(バーチャル)
Autodesk DevCon セッション コンテンツ
クラスは、3D モデルとデザイン データの高レベルな概念から、コード サンプルや、人気のある Autodesk API を使用した How to クラス、ベスト プラクティス クラスやワークショップまで多岐にわたります。具体的な内容は 4 月頃に公開する予定です。ご参考まで、昨年開催の人気クラスをいくつかご紹介します。
Autodesk Data Model
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ファイルから粒状データへの移行 - ファイルを粒度の細かいオブジェクト データに分割し、API アクセスとデータ機能を備えたクラウドに保存することで、お客様のデジタル トランスフォーメーションの基盤となる自動化、アクセシビリティ、相互運用性を解決するオートデスクのデータ戦略を紹介します。
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データ交換の概要 - Data Exchanges を使用すると、デザイン モデル全体をファイルとしてインポート/エクスポートする手間をかけずに、チームが毎日使用するアプリ間でデザイン データを共有できます。
サステナビリティ:
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迅速なデータ統合のための持続可能なサービスの設計 - サステナビリティ(持続可能性)は、具体化された炭素やマテリアル毒性などの指標を通じて、さまざまな方法で測定できます。このようなメトリックの計算を可能にするデータは、多くの異なるデータセットに分散しています。この講演では、スケーラブルなシステムを設計する際にこのような持続可能性データセットがもたらすいくつかの課題を提示し、それらにどのように対処できるかについて議論しました。
Autodesk Construction Cloud:
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Autodesk Construction Cloud API - アプリケーションを ACC サービスに統合し始めたばかりのユーザーや、ACC API についてまだ「あいまい」だと感じているユーザーを対象に、Autodesk Construction Cloud (ACC) API の基本について説明しました。BIM 360 と ACC の違い、各コンポーネント サービスが提供する機能、可能な点と出来ない点について説明しました。
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ACC 統合エコシステム パートナーシップ – Autodesk Construction Cloud の概要、サポートする統合の種類、統合パートナー プログラムに参加する利点について説明しました。
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Forma とベータ アクセスによる拡張機能 - 技術説明では、3rd パーティの開発者として Forma で何ができるかを紹介しました。Forma デザインクライアントとそれぞれの API の拡張のパターンを調べ、Forma の機能を自分で構築して機能を拡張する方法を確認しました。
その他のクラスには、Revit API、Inventor API、Tandem Data API、Viewer、AutoCAD、App Storeなどに関するトピックが含まれていました。
今後の通知を受け取ることが出来るよう、開発者向けニュースレター(英語)のサインアップをお勧めします。
※ 本記事は Autodesk DevCon returns in 2024 | Autodesk Platform Services から転写・翻訳して一部加筆。修正したものです。
By Toshiaki Isezaki
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