Design Automation API は、オートデスクのデスクトップ製品(AutoCAD、Revit、Inventor、3ds Max)からユーザ インタフェースを除去したオーバーヘッドのないコア エンジンをクラウド上で実行し、アドイン アプリやスクリプトを処理する機能を提供します。
Autodesk Docs や OSS(Data Management API 経由)に加え、OneDrive や Dropbox などの他社ストレージ プロバイダから、AWS S3 や Azure Blob Storage などの汎用ソースまで、さまざまなデータ ソースから素材となるデザイン ファイルをダウンロードしたり、処理した成果ファイルをアップロードしたりすることが出来ます。
Design Automation API は、既に多くに自動化処理で使用されています。詳細は、公式ドキュメントと GitHub リポジトリ上のサンプルをご確認いただくことが出来ます。
Dynamo は、BIM ワークフローをカスタマイズできるビジュアル プログラミング インタフェースです。また、設計者向けのオープンソースでもあります。これは、Revit 固有のプログラミング ノードと共に Dynamo for Revit が Revit 製品とともにインストールされています。
オートデスクは、Design Automation API for Revit で Dynamo を実行出来るよう取り組んでいます。これにより、Dynamoグラフ スクリプトを実行して Revit ファイルを開き、自動処理して結果を得ることが出来るようになります。
ベータ版評価のお願い
ベータ プログラムにご参加いただき、Design Automation API for Revit で Dynamo グラフ スクリプトを評価、フィードバックをいただけると大変助かります。
現在、Revit 2024 コア エンジン バージョンのみがサポートされています。Design Automation API の RESTful API のエンドポイント呼び出しをおこなうサーバー実装では任意の言語から使用できますが、Revit コア エンジンにロード・実行するアドイン実装には、通常、.NET の利用が必須です。(ほとんどのサンプルでは C# 言語を使用しています。)
この評価プログラムでは、Revit 用 Dynamo 2.18 の特別バージョンを含む AppBundle(zip ファイル)が必要になります。
ベータ プログラムへの参加方法
ベータ ポータルのフィードバック プロジェクト(英語) に参加して(要 Autodesk ID でサインイン)、サンプル コードを含む追加情報や詳細をご確認ください。
※ 本記事は Call for feedback: Design Automation for Revit with Dynamo | Autodesk Platform Services から転写・翻訳、補足したものです。
By Toshiaki Isezaki
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