Autodesk Platform Services アカウント管理 でも触れていますが、Autodesk Platform Services を利用するにあたって、アカウントの Autodesk Flex トークン残高が常にプラス値になっている必要はありません。トークン残高がゼロの場合でも 、(2023年7月現在)課金対象の Model Derivative API、Design Automation API、Reality Capture API を使用しない限り、API アクセスを継続することが出来ます。言い換えるなら、トークン残高がゼロ以上であれば API 使用を継続することが出来ます。
ただし、課金対象の API を使用してトークン残高がマイナスになってしまった場合には、トークンをゼロ以上に保つために、トークンの追加購入が必要になります。トークン残高がマイナスになった時点で、トークンの追加購入を促す英語のメールが配信されて、同時に、14 日間の猶予期間が始まります。
14 日間(2 週間)の猶予期間内に Flex トークンを購入して残高をゼロ、またはゼロ以上にすれば、 API アクセスが維持することが出来ます。逆に、猶予期間が過ぎても残高がマイナスのままの場合は、API アクセスが遮断される可能性があります。お早めにトークンの購入をご検討ください。
猶予期間中にトークンを追加購入すると、購入したトークンが Usage Analytics ページに反映されるようになります。(反映には、最大で 24 時間かかる場合があります。)
もし、トークンの追加購入前にトークン残高(「Available」値)がマイナスになっていた場合、購入したトークン数からマイナス消費分が相殺されて表示されてきます。例えば、追加購入前のトークン残高が -5(マイナス 5)で 100 トークンを購入した場合、100 トークンから -5 トークン分が差し引かれて、Usage Analytics に表示されるトークン残高が 95 となります。
猶予期間中にトークンを購入追加される場合には、マイナス消費分のトークン数をチェックいただくことをお薦めします。
追加購入前のトークン残高が -101(マイナス 101)で 100 トークンを購入した場合、購入後のトークン残高は1(マイナス 1)となり、引き続き API アクセスの遮断対象のままになってしまいます。
Usage Analytics については、Usage Analytics ページ:Flex トークン残高と消費量の確認 の記事でご案内しています。
By Toshiaki Isezaki
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