Model Derivative API:DWG 変換の最適化による変更について でご案内のとおり、DWG ファイルを Viewer 表示する際の 2D View >> SVF/SVF2 変換について、Model Derivative API の POST job エンドポイントに新しい変換オプションが追加されています。
2D View を SmartPDF 化して変換するか否かは、advanced オプションに新設された 2dviews フィールドで指定することが出来ます。この値に ”pdf” を指定すると、2D View が SmartPDF 化して変換され、冗長なプロパティが抽出されなくなります。逆に、2dviews フィールドに "legacy" を指定すると、従来のように、すべてのプロパティが抽出されます。2dviews フィールドを指定しない場合には、"legacy" 指定時と同じくすべてのプロパティが抽出されます。
{"input": {"urn": encodedURN},"output": {"formats": [{"type": "svf2","views": ["2d", "3d"],"advanced":{"2dviews": "pdf"}}]}}
SmartPDF を指定する advanced オプションによる変換指定は、Revit の RVT ファイルから 2D シートを Viewer 表示する際の SVF/SVF2 変換にも適用出来ます。指定するフィールド名と値は、DWG の変換時とまったく同じです。
ただし、SmartPDF が有効になるのは、変単対象の RVT ファイルが 2022 バージョン以降に限定されてしまいますので、ご注意ください。2021 バージョンの Revit の RVT ファイルでは「"2dviews": "pdf"」と指定しても、従来のプロパティが抽出されます。
By Toshiaki Isezaki
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