Autodesk Platform Services(旧 Forge)デベロッパ ポータルには、API 毎の使用状況を解析してグラフ化する Usage Analytics というメニューが用意されています。
11 月 7 日に Autodesk Flex による課金制度を導入したことで、Usage Analytics にも一部変更が加えられています。すなわち、API 消費の単位が、すべて従来のクラウドクレジット(Cloud Credits)から Flex トークンを表す Token になっています。
- Summary ページの「Tokens Consumption Summary」の「Available」には、クラウドクレジットと Flex トークンの合計残高の値が示されます。
- Summary ページの「Tokens Consumed」には、アプリ(Client Id)毎の消費トークンの遷移が棒グラフで表示されます。
- 残高にクラウドクレジットしかなくても(まだ Flex トークンを購入していなくても)、すべて Tokens と表現されます。クラウドクレジットと Flex トークンの残高を個別に把握することは出来ません。
- アカウントにクラウドクレジットと Flex トークンの両方を保持していると、クラウドクレジットが優先的に消費されて、クラウドクレジットがゼロになると、Flex トークンを消費し始めます。
Usage Analytics ページ上部のドロップダウンから API と期間を選択することで、API 毎に、どれくらいの Flex トークンを消費したかを把握することが出来ます。また、この情報から、将来の消費量を推測出来るようになります。
Model Derivative API の消費グラフは、変換するデザインファイルの種類に応じて、コンプレックスジョブ(RVT、NWD/NWC、IFC ファイル)と シンプルジョブ(RVT、NWD/NWC、IFC ファイル以外)別に消費されたトークン数が表示されます。
棒グラフの下には、アプリ(Client Id)毎の線グラフが表示されます。
Design Automation API では、使用したコアエンジン毎に消費トークンが表示されます。
なお、API 利用がこのページの内容が実際に反映されるのは、最大 1 日経過した翌日となりますので注意してください。
By Toshiaki Isezaki
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