お気づきかと思いますが、Forge ポータルの Documentation ページ に、最近新しい API が追加されています。Data Exchange と Fusion Data です。
まだ Beta 段階の Forge API ですが、これらはオートデスクが目指すプラットフォーム戦略の基盤になる Forge Data をベースにした新しい API です。
さまざまなフィードバックを経て、Forge の登場時から紹介されてきた HFDM のコンセプトを発展させたのが Forge Data です。
この度、現状の Forge API の概要振り返りと可能な点、また、オートデスクのプラットフォーム戦略を含め、Forge Data の詳細を説明する無償イベントを 7 月 29 日にオートデスク東京オフィスで開催することになりました。
このイベントは、ワールドワイドで開催する対面形式のセミナーイベント Forge Data Days の 1 つです。東京会場では、日本人スタッフにより日本語での開催となります。
Forge Data Days は 1 日を費やすイベントとして予定されています。ご案内予定の内容は次のとおりです。
Autodesk Forge プラットフォームの概要
"現在の" Forge がもたらすビジネス成長の機会をご紹介します。Forge エキスパートが、ライブデモや実際の使用例を交えて、何を、なぜ、いつ、どのように行うかを説明します。Forgeが提供する意思決定ダッシュボード、デジタルツイン、コンフィギュレーターを含むタスクの自動化、加工図を排除するダイレクトモデルからマシンデータへのフロー、その他多くの例をご覧いただけます。
対象者:Forge 概要に興味をお持ちの方、Forge を初めて使う方
Forge Data の概要
"新しく登場する" Forge Data は、個人とチームのためのツール(またはツール開発プラットフォーム)から、企業のデジタルトランスフォーメーションの実現、移行を強力に後押しする "データ プラットフォーム" を提供します。CAD によって異なるバイナリファイルの不透明なデータを、データアクセスが迅速、簡単、拡張可能、かつ連携可能なクラウドベースのデータベースへと導きます。その一端をご確認ください。
対象者:Forge Data が提供する最新の計画についてお知りになりたい方
Forge Data 開発の実際(複数セッションを予定)
設計・製造データのスピード、パワー、コラボレーション、セキュリティを低コストで実現する方法をご紹介します。このセッションでは、Model Derivative と Design Automation API、BIM 360/Autodesk Construction Cloud のモデル プロパティ、および Forge Data を基盤に構築された相互運用性を重視した Data Exchange API に焦点を当てます。最後に、AEC、製造、メディア&エンターテインメントの 3 つの主要産業における、Forge Data に基づくクラウド情報モデル(Cloud Information Model)方向性についてご説明します。
対象者:Forge API を利用してみたい開発者の方
チームやプロジェクトがより複雑になるにつれ、Forge はデータ エクスペリエンスの簡素化、相互運用性、直感的な操作性を保証します。Forge がどのようにデータをより細かく、標準化、透明化し、チーム、プロセス、ワークフローをつなぐ手助けをするのかをご覧いただけます。Forge の新しいデータ機能と API が生産性、自動化、収益性をどのように向上させるか、ぜひご覧ください。
お申し込み方法等のご案内は、6 月初旬を目途に本ブログでご案内する予定です。
By Toshiaki Isezaki
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