Technology Perspective from Japan

新しくなったヘルス ダッシュボード

ヘルス ダッシュボード メンテナンス でご案内した Health Dashboard のメインテンスが終了しました。 提供する機能に大きな変更はありませんが、一点、改善点がありますので、ここでご紹介したいと思います。 いままでの Health Dashboard では、サービス毎に Subscribe すると、サービスに障害が生じたり、障害が解決した場合、また、メインテナンス計画をメール通知で知ることが出来ました。 新しくなった Health Dashboard では、発生したインシデント（障害）の Subscribe が可能になっています。Health Dashboard にインシデントが表示されたら、「Subscribe to Updates」をクリックして、状態進捗をメール通知で受け取ることが出来るようになります。 表示された画面に通知を受けたいメール アドレスを入力して、[Subscribe to Incident] をクリックしてください。 インシデントを Subscribe すると、入力したメール アドレスに確認メールが届きます。Subscribe を有効化するには、確認メ... Read more →

APS（旧 Forge）開発に際して...

言うまでもなく、Autodesk Forge はオートデスクのクラウド開発プラットフォームです。Web 開発のテクノロジ基盤を利用する Web API（Web サービス API）の特徴から、他社やオープンソースの Web API と融合し易い特徴を持っています。 Forge の利用者（開発者）は、Forge と他の Web API を利用して、いままでにない新しいソリューションを構築することが出来るようになります。ちょうど、さまざまなカタチや色を持つブロックを組み合わせて、新しい「何か」を組み立てるような感覚です。 2016 年の正式導入から 5 年以上経過した Forge は、ここ日本でも数多く利用されています。Forge を知る効果的なデモ サイト でも触れていますが、現在、大きく 3 つの利用形態が主流になっています。 Forge Viewer を使ってデザイン データに含まれる情報を視覚化、洞察力を得る Visual Insight （別名 Viewer ソリューション）、BIM 360/Autodesk Construction Cloud や Fusion Team など、... Read more →

ヘルス ダッシュボード メンテナンス

ご存じと思いますが、オートデスクのクラウド サービスや Forge の稼働状況を表示する ヘルス ダッシュボード （https://health.autodesk.com/）があります。 利用出来る機能は、過去のブログ記事 ヘルス ダッシュボードの更新 でご紹介した内容から大きく変わっていませんが、今回、内部実装に改良を加えるため、メンテナンスが実施されることになりました。 現在、https://health.autodesk.com にアクセスすると、ページ上部にメンテナンスを告知するメッセージが表示されます。 このメッセージを直訳すると、次のようになります。 2022年2月17日～2022年2月22日の間、ヘルス ダッシュボードのメンテナンスを開始いたします。この間もヘルス ダッシュボードはご利用いただけますが、現在（メール通知機能を）Subscribe されている方はヘルス ダッシュボードへのメール設定を変更することが出来ず、また、通知メールに対する新規 Subscribe の手続きも出来ません。2022年2月22日、ヘルス ダッシュボードのメンテナンス終了後、前述の機能は再び使... Read more →

Forge 価格変更について

Autodesk Platform Services（旧 Autodesk Forge）の課金制度は、2022年11月7日に Autodesl Flex に移行しています。詳しくは、11月7日 APS へ Flex トークンを導入 の記事をご確認ください。 この情報は、Token Flex Enterprise Business Agreement (EBA) を介して Forge にアクセスするお客様を対象としたものではありません。EBA のお客様には、契約管理者の方へ、別途、情報が提供される予定です。 この記事は、3月29日（GMT） からの実施を予定している Forge API の価格変更について、Forge をお使いの皆様にお知らせするものです。 オートデスクは、Autodesk Flex と呼ばれる新しい従量制モデルを導入しています。 今後 1 年間で、Forge のサインアップ、トライアル、年間サブスクリプションのワークフローに一連の変更を加え、Forge の消費を Flex トークン（現在使用されている クラウドクレジットに代替）に移行する予定です。 この結果、Forge... Read more →

日本の Forge 事例追加

Forge 成功事例ページに日本から Forge 認定システムインテグのレーター 株式会社CAPA（キャパ）事例が追加されました。 株式会社大林組（OBAYASHI CORPORATION）向けにダム建設現場で使う施工 CIM の管理システムを Forge を利用して構築、施工現場の関係者が１つのシステム上で最新の施工状況を確認出来るようにしただけではなく、既存の施工コンクリート打設管理システムとの連携も実現されています。 事例は、https://forge.autodesk.com/customer-stories/capa から直接ご参照いただくことが出来ます。 まずは英語版事例としての公開となりますが、いくつかの海外事例ともに日本語化していく予定です。 By Toshiaki Isezaki Read more →

Design Automation API for 3ds Max：MAXScript からのログ出力

どのようなプログラムであっても、コードの作成中に実行状況をテキスト表示してデバッグに役立てたいことがあります。Design Automation API でも、GET workitems/:id endpoint や OnComplete コールバックからコアエンジンで実行された WorkItem 単位でログファイルをダウンロードして、アドイン（プラグイン/スクリプト）の実行状態を把握することが出来ます。 もし、Design Automation API for 3ds Max で MAXScript からログにテキストを表示させる場合、少し注意が必要です。MAXScript リスナーでのように print や format をコード中に挿入しても、ログに反映させることが出来ません。 MAXScript で Design Automation API のログにテキストを表示させるには、logsystem.logEntry を broadcast:true とともに使用してください。 また、コアエンジンに 3ds Max Batch（3dsmaxbatch.exe） を使用しているので、... Read more →

Design Automation API for 3ds Max：Forge Viewer ビューの反映

Design Automation API for 3ds Max：MAXScript レンダリング フロー で生成されるレンダリング画像は、シーンファイル Table Fan.max の第 4 ビューポートになっていました。 今回は、Forge Viewer 上で表示しているビュー（カメラ）を 3ds Max シーンに反映して、レンダリング画像を得る方法を考察してみます。 Forge Viewer：シードファイルのビュー復元 で触れたとおり、Forge では,、シードファイル（元のデザインファイルが持つビューを Forge Viewer で表示するための情報を得る方法が用意されています。 逆に Forge Viewer からシードファイルへのビューの反映については、シードファイルへの書き込みをしない「Viewer」としての位置づけから、特に一貫した方法が用意されていない状況です。ただ、Forge ポータルへの過去の問い合わせ実績から、一定の需要があることも知られています。 英語のブログ記事になってしまいますが、Map Forge Viewer Camera back to Revit... Read more →