少し前になりますが、2020 年 5 月、オートデスクは Autodesk Configurator 360 の新規販売を終了しています。Configurator 360 は、Autodesk Inventor で作成した製品モデルを使った Web ベースのコンフィギュレーター アプリを構築し、Web やモバイル端末から製品の仕様設定をおこなうためのクラウド サービスです。
現在、Autodesk Configurator 360 サイト(https://configurator360.autodesk.com/)にサインインすると、次のように表示されるはずです。
つまり、この Configurator 360 の後継となる製品はなく、Forge の Design Automation API for Inventor を使って代替アプリを開発していただく、という方向です。Web インタフェースの作成やコンフィギュレーターの内部実装も、既成製品よりも自由度を高めることが出来る、というのが理由です。
といっても、すぐにプログラムを開発してコンフィギュレーター アプリを構築するのはハードルが高いのも事実です。
そんな方のために、ひな形となりうる Github リポジトリが用意されています。前述の Autodesk Configurator 360 サイトを一度サインアウトして、右上の「ニュースグループ」をクリック後、一覧から「Example for migrating to Forge Design Automation available」のタイトルのフォーラム トピックをクリックしてみてください。
GitHub リポジトリのリンクが記載されているはずです。
この GitHub リポジトリの内容は、以前、Forge を知る効果的なデモ サイト のブログ記事でご紹介した https://inventor-config-demo.autodesk.io/ での内容であることがわかります。
同リポジトリは MIT ライセンスを採用しているので、そのままの状態でも、また、ローカル環境で修正を加えてからでも、独自のドメインでデプロイして評価することが出来ます。
By Toshiaki Isezaki
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