AutoCAD・AutoCAD LT の新バージョンとなる AutoCAD 2022と AutoCAD LT 2022 がリリースされました。まずは、概要をご紹介しておきます。
AutoCAD の誕生から 39 年を経て、Windows 版と Mac 版、業種別ツールキット(Windows 版のみ)同時リリースとなります。もちろん、AutoCAD Web アプリ、AutoCAD モバイル アプリ を含めた併用が可能です。
業種別ツールセットで利用できるのは、Mechanical、Architecture、Electrical、Map 3D、Plant 3D、Raster Design、AutoCAD MEP(日本語未対応)の 7 つです。AutoCAD サブスクライバの方は、必要なツールセットをダウンロード、インストールしてお使いいただくことが出来ます。従来と同様、AutoCAD Mechanical、AutoCAD Architecture、AutoCAD Electrical、AutoCAD Map 3D、AutoCAD Plant 3D、AutoCAD Raster Design、AutoCAD MEP 単体ので提供はありません。
サポートされるプラットフォームは、Windows が Microsoft がサポート中の .NET Framework Version 4.8 を搭載する Windows 10 64 ビット版(32 ビット版の提供はなし)Mac が Apple macOS Big Sur v11 (Update 2021.1 が必要)、Apple macOS Catalina v10.15、Apple macOS Mojave v10.14 になっています。プラットフォームのサポートポリシーについては、製品サポートのライフサイクル をご確認ください。
なお、バージョン番号が付与されている訳ではありませんが、AutoCAD Web アプリは、2020 年 11 月に日本語化されています。今回の AutoCAD 2020 のリリースでは、後日ご紹介するトレース機能を利用した連携が出来るようになっています。
サポートする図面形式は AutoCAD 2021 と同じです。引き続き、2018 形式を採用するほか、旧バージョンの保存形式にも変わりはありません。
詳細は後日ご案内する予定ですが、アドインアプリケーションは AutoCAD 2021 と互換性がありますので、そのまま AutoCAD 2022 にロードしてお使いいただけるはずです。
次回は、AutoCAD 単体の新機能についてご案内していきます。
By Toshiaki Isezaki
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