Technology Perspective from Japan

DevDays Online 2021 のお知らせ

オンライン形式の年次ウェビナー、通称、DevDays Online が開催されますのでご案内します。英語での開催になります。また、時間帯が夜中になってしまいますが、一部、ADN にご加入いただいていない方も登録して視聴していただけます。また、ADN にご加入いただいている方には、後日、収録動画（英語）とプレゼンテーション資料（日本語翻訳）をご案内する予定です。新型コロナウィルス感染拡大のため、ADN 向けの対面形式の DevDays 開催は予定しておりません。 DevDays Online ウェビナー スケジュール 昨年、Autodesk University 2020 Online（AU digital）で取り上げたトピックと、その後のアップデートについてご案内する予定です。 ウェビナーは複数回、日を改めて開催（配信）されますが、開始時間は、いずれも米国太平洋標準時（PST）で午前 8:00（日本標準時で翌日日付の午前 1:00）にスタートします。 3月2日（米国太平洋標準時） - DevDays Keynotes 登録: https://autodesk.zoom.us/webin... Read more →

AutoCAD LT にない AutoCAD 機能：クラウドによる 3D の活用

前回、AutoCAD LT にない AutoCAD 機能：3D のブログ記事では、AutoCAD が持つ 3D 機能の概要をご案内しました。 AutoCAD でモデリングしたりインポートしたりした 3D 形状は、フォトリアルなレンダリング画像を作成したり、アニメーション動画を作成することが出来ます。ただ、それらを作成するための演算処理中は、お使いのコンピュータ リソースがほぼレンダリング処理に割り当てられてしまい、短くない時間、同じコンピュータでストレスなく他の作業をおこなうことが難しくなりがちです。 そんな時に使えるのがクラウド レンダリングの機能です。[3D モデリング] ワークスペースか [3D 基本] ワークスペースで表示される [ビジュアライズ] リボンタブの [レンダリング] パネルに起動ボタンが表示されます。 クラウド レンダリングは演算にクラウド リソースを利用するので、演算処理中もお使いのコンピュータ リソースは使用されず、ストレスなく他の作業をおこなうことが可能になります。クラウド レンダリングには、演算する内容によって、クラウド クレジット（1 クラウド クレジッ... Read more →

3月6日・20日・27日（米国時間）Forge メインテナンス予定

お使いの Forge アプリケーションに影響を与えるオートデスク認証システムのメインテナンスが予定されています。 Autodesk アカウントのアクセス権限チェックをおこなう内部サービスのメインテナンスになりますので、Forge でも Authentication API（OAuth API）に影響があります。同 API を使った Access Token の取得は、Forge アプリに必須となりますのでご注意ください。 メンテナンスのスケジュールは以下の通りです。 US データセンター スケジュール： メインテナンス枠 1 メインテナンス枠 2 日付 3月6日（土）米国太平洋標準時 3月27日（土）米国太平洋標準時 時間 7 PM 米国太平洋標準時 / 10 PM 米国東部標準時 / 12 PM（正午）日本標準時 - 翌7日（日） 7 PM 米国太平洋標準時 / 10 PM 米国東部標準時 / 12 PM（正午）日本標準時 - 翌28日（日） メインテナンス枠 1 時間 3 時間 影響時間（予定） 5 分程度 30 分程度 EMEA データセンター スケジュール: メインテナンス枠 ... Read more →

AutoCAD LT にない AutoCAD 機能：API

AutoCAD には、業務でよく利用する作図や編集作業、あるいは、それらを合わせた反復作業を自動化して、独自のコマンド（カスタム コマンド）を作成する目的で API が用意されています。Autodesk App Store に記載されているアドイン アプリケーションだけでなく、社内利用のカスタマイズでも利用されています。 38 年の AutoCAD の中で、その登場順に AutoLISP、ActiveX オートメーション（COM）/VBA、ObjectARX、.NET API、JavaScript の異なる 5 つの API が利用可能になっています。 カスタム コマンドは、API を使ってプログラムを作ることで作成します。そして、このプログラム作成を「開発」と表現したりします。 API を使った開発では、事前のノウハウがあると、いろいろと有利になることがあります。例えば、開発にかかる時間が短くで出来たり、AutoCAD 標準コマンドでは実現出来ない方法で業務データを DWG ファイルの中に保存したり、といった具合です。 このため、設計業務全体を改善したり、経理システムや受発注システム... Read more →

AutoCAD LT にない AutoCAD 機能：アプリ利用

AutoCAD LT にない AutoCAD の機能に、アプリの実行環境の有無があります。ここで言うアプリ（App）とは、いわゆるアドイン アプリケーションを指しています。アドインは「アドオン」、あるいは、「プラグイン」とも呼ばれることもあります。 ご存じのとおり、AutoCAD は「カスタマイズ」が出来る CAD です。リボンやツールバーといったグラフィカル ユーザ インタフェースのカスタマイズとは別に、独自のコマンド（カスタム コマンド）を作成、利用することが出来ます。 LINE コマンドや LAYERコマンドといった作図や編集で用いる AutoCAD 標準の 組み込みコマンドではなく、業務でよく使用する反復タスクをオリジナルのコマンドにまとめて利用していくことが出来るのです。 カスタム コマンドは、AutoCAD の機能にアクセスする API（Application Programming Interface）を使って作成します。設計者がボタンやメニューなどの GUI（Graphical User Interface）を駆使して製図や 3D モデリングしていくのとは違い、API ... Read more →

AutoCAD LT にない AutoCAD 機能：3D

AutoCAD の姉妹製品として、AutoCAD の一部の機能を省略した AutoCAD LT があります。どちらかというと、"レギュラー版" AutoCAD の廉価版と認識されているのではないかと思います。 用途の違いでよく紹介されているのは、2D と 3D の違いです。2D 図面を作成するには AutoCAD LT、3D モデリングをするなら AutoCAD を、と言ったものです。もちろん、AutoCAD LT の機能は AutoCAD にも搭載されているので、AutoCAD でも 2D 図面作成は可能です。 AutoCAD で 3D モデリングをおこなう場合、扱う図形は、大別して ソリッド（3D ソリッド とも呼称）、サーフェス、メッシュ（ポリゴンメッシュ とも呼称）の 3 種類のみです。 それぞれの特徴は次のとおりです。 ソリッド 体積や質量、重心等の情報を持つ中身の詰まった かたまり プリミティブ と呼ばれる基本形状をもとに作成 ブール演算 でソリッド同士の 和（結合）、差（差し引く）、交差（重複箇所の抽出） の生成が可能 サーフェス 厚みがない、平らな平面や、凹凸のある自由... Read more →

Forge Viewer：dbid に沿ったマークアップの 2D 上の表示

Forge Viewer：dbid に沿ったマークアップの表示 でご紹介した内容は、あいにく、3D 環境にのみに対応するものです。要素に対するフラグメントの関連付けは 2D 環境と 3D 環境とで異なっているため、そのまま getFragmentList() だけでは 2D シート/図面上の要素から適切なフラグメント情報を得ることが出来ません。 3D 環境の場合、メッシュが大きすぎたり、異なるマテリアルを使用したりすると、1 つの要素（1 つの dbid）を複数のフラグメントに分割して形状を表現しています。一方、2D 環境の場合、1 つの要素が 1 つのフラグメントで表現されることがほとんどなためです。 2D 環境で dbid から要素に対するフラグメントの Bounding Box （境界ボックス）を取得し、その中心座標を得るには VertexBufferReader() を利用する次のコードを利用することが出来ます。 : _viewer.addEventListener(Autodesk.Viewing.SELECTION_CHANGED_EVENT, onSelected); :... Read more →

Forge Online：Q&A セッションのご案内

1 月～2 月は次の 6 つのトピックについてご案内してきましたので、これらについて、Q&A セッションを開催したいと思います。 対象トピック： Forge Online：Model Derivative API アップデート Forge Online：BIM 360 API によるプロジェクト・ドキュメント管理の自動化 Forge Online：BIM 360とデスクトップソフトウェアとの連携 Forge Online：BIM 360 API アップデート Forge Online：Viewerアップデート Forge Online：Design Automation：Inventor iLogicの活用 オンライン ミーティングの Zoom ミーティング URL をお送りしますので、参加を希望される方は、次のお申込み方法に沿ってお申込みをお願いいたします。 開催日時：2月17日（水） 14:00～15:00 お申込み方法： 以下の情報をメールでお知らせください。 宛 先： adn@myautodesk.jp （ADN 事務局） 件 名： 「Forge Online - Q&A セッ... Read more →

Forge Online：Design Automation：Inventor iLogicの活用

Forge Online、今回はDesign Automation：Inventor iLogicの活用についてご案内いたします。 動画で利用しているプレゼンテーション資料（PDF）は次のリンクからダウンロードいただけます。スライド下部にある URL で、スライドで説明した内容のブログ記事、また、参考 Web ページを参照することが出来ます。またスライドの最後にも、参考ブログ記事へのリンクをまとめています。 Forge Online：Design Automation：Inventor iLogicの活用をダウンロード Design Automation：Inventor iLogicの活用 By Takehiro Kato Read more →

Model Derivative API - BIM 360 上の Revit モデルからメタデータを一括取得する方法とそのデータ構造

Autodesk University 2020 にて配信致しました Forge 日本語ライトニングトーク「BIM 360 プロジェクトとアカウントのディープファイル横断検索」の中で、Revit モデルのメタデータを一括取得する方法について解説致しましたが、その際、プロパティの値の形式についてご質問がございました。 そこで今回は、その回答も含めて、元のブログ記事をベースに、BIM 360 に保存されている Revit モデルからメタデータを一括取得する方法とそのデータ構造について解説致します。 Model Derivative API を通じてメタデータを取得する方法は、こちらの記事で既にご紹介しております通り、Forge Viewer を使用することなく、Revit モデルからメタデータ、つまり要素のプロパティの情報にアクセスすることができます。 ただし用途によっては、プロパティを随時検索するのではなく、予め一括でメタデータを取得したいという場合がございます。 これを実現する方法としては、3つのオプションがあります。 オプション1 : HTTP エンドポイント まず1つ目は、SVF ... Read more →