AutoCAD 2021、AutoCAD LT 2021 がリリースされました。AutoCAD の誕生から 38 年を経て、更なる生産性の向上とワークフローの進化を目指したバージョンとなります。
このバージョンでも、引き続き、業種別ツールキット(AutoCAD のみ)と AutoCAD Web アプリ、AutoCAD モバイル アプリ をお使いいただくことが出来ます。
新機能をご紹介していく前に、まずは、本バージョンのコンセプトを紹介する動画をご確認ください。
AutoCAD 2021 と業種別ツールセット、また、AutoCAD LT 2021 は、Microsoft が現在サポートしている Windows の 64 ビットバージョンをサポートしています。Microsoft が Windows バージョンのサポートを終了した場合、その Windows バージョンで実行しているオートデスク製品のサポートも終了することになりますのでご注意ください。
現段階では、次の環境をサポートすることになります。インストール環境には、Microsoft .NET Framework 4.8 が必要になります。(Microsoft .NET Framework 4.8 がまだインストールされていない場合は、AutoCAD 2021 と業種別ツールセットおよび AutoCAD LT 2021 と一緒にインストールされます。)
AutoCAD 2021、AutoCAD LT 2021 は、図面形式の指定がない限り、引き続き、2018 DWG 形式の図面を使用します。保存できる図面ファイル形式は次のとおりです。
アドイン アプリケーションの互換性も含め、旧バージョンからの互換性は次の図のとおりです。後日、詳しくお知らせする予定ですが、AutoCAD 2020 用に開発されたアドイン アプリケーションは、新しい SDK やアセンブリ、または、タイプライブラリを参照し直して、再ビルドしていただく必要があります。
次回は、「向上した生産性」に関わる機能をご紹介します。
By Toshiaki Isezaki
本文に、「引き続き、2008 DWG 形式の図面を使用します」とありますが、「2018 DWG 形式」の間違いではないでしょうか。
投稿情報: CADユーザー | 2020/03/30 17:04
大変失礼しました。ご指摘のとおり 2018 DWG形式の誤りです。先ほど、修正させていただきました。
投稿情報: Toshiaki Isezaki | 2020/03/30 17:14