Design Automation API v3(バージョン 3)が 10 月 28 日(日本時間 29 日)に正式にリリースされることがアナウンスされました。これにともない、Forge ポータル の Pricing ページ(Forge 課金情報ページ)が更新されましたので、ご案内いたします。
着目いただきたいのは、Design Automation API v3(バージョン 3)の消費クラウド クレジットが初めて公開された点です。今まで、Design Automation API v2 (バージョン 2)では、サポートされるコアエンジンが AutoCAD のみで、1 CPU 時間当たりの消費クラウド クレジットが 4 クラウド クレジットに設定されていました。
Design Automation API v3 では、サポートされるコアエンジンに Revit、Inventor、3ds Max が加わり、1 CPU 時間当たりの消費クラウド クレジットが 6 クラウド クレジットに設定されています。AutoCAD のみ、従来通り、 CPU 時間たりの消費クラウド クレジットが 4 クラウド クレジットになっている点にご注意ください。
Design Automation API for AutoCAD v3 と Design Automation API for Revit /Inventor / 3ds Max v3 で消費クラウド クレジット数に差があるのは、大きく次の要因によるものです。
- Design Automation API for AutoCAD は、しばらく、v2 と v3 を平行してお使いいただくことが出来るため、v3 への移行期のビジネス上の混乱を避けるため。
- Design Automation API for Revit /Inventor / 3ds で使われている仮想環境は、コアエンジンの仕様から、Design Automation API for AutoCAD の仮想環境に比べて多くのリソース(メモリなど)を使用しているため。(オートデスクも AWS から従量課金されている)
なお、オートデスクは、Design Automation API for AutoCAD v2 をお使いの方に、v3 への移行を強くお勧めしています。Design Automation API for AutoCAD v2 の endpoint と、Design Automation API for AutoCAD v3 の endpoint は異なるので、移植作業が必須となりますが、v3 間では endpoint が共通であるため、他のコアエンジン利用時などみ経験を活かすことが出来ます。
By Toshiaki Isezaki
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