新しい Forge Viewer バージョン 6.3 がリリースされていますので、その機能や変更点をご紹介しておきます。 Extension については、LMV Ninja でお試しいただけます。LMV Ninja については、過去のブログ記事 LMV Ninja を使った URN 指定表示 などをご参照ください。
新機能
Autodesk.PDF Extension
ベクトル データ(ジオメトリ)して PDF ファイルを表示する目的で、Autodesk.PDF Extension が用意されています。実装はプロトタイプとしての扱いなので、今後、実装内容が変更を受ける可能性があります。.
サンプルコード:
// Create Viewer instance and load PDF file on page 1
Autodesk.Viewing.Initializer(options, function() {
var viewer = new Autodesk.Viewing.Viewer3D(div,config3d);
viewer.start()
viewer.loadExtension('Autodesk.PDF').then(function() {
// URL parameter `page` will override value passed to loadModel
viewer.loadModel('path/to/file.pdf', { page: 1 });
});
});
Autodesk.DocumentBrowser Extension
JSONマニフェストで使用可能なすべての 2D および 3D モデルを表示するためのツールバーボタンとパネルを追加する Autodesk.DocumentBrrowser Extension です。後述する Viewer3D.loadDocumentNode() を viewer.loadDocumentNode(doc, geometryItems[0]) のように利用してモデルをロードした際にのみ利用することが出来ます。
Viewer3D.loadDocumentNode
新しいモデル ロードが追加されました: viewer.loadDocumentNode(lmvDocument, bubbleNode, options)
最初に非表示のメッシュをスキップする loadOptions.skipHiddenFragments:bool が用意されました。
変更点
プロパティ パネルのタイトルが選択したノード(オブジェクト)名に変更されています。
互換性のために Autodesk.Viewing.Private.getHtmlTemplate 関数を復元しています。
その他の変更点:
- BlendShader の AO 不透明度の既定値は変更されています。
- SAOShader の 半径と強度の既定値が変更されています。
- developer.autodesk.comを参照しているすべてのドキュメントURLがforge.developer.comを参照しています。
- ジオメトリがレンダリングの準備ができたらすぐにモデル読み込み UI が削除されるようになりました。
By Toshiaki Isezaki
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