Forge が提供する各 API は、それぞれリリース後からバージョン アップを繰り返しています。もっとも顕著なのは、最終的に利用することが多くなる Forge Viewer です。View and Data API から含め、頻繁なリビジョンアップやバージョン アップを繰り替えしていて、今日現在、メジャー バージョンで 6 を数えるまでになっています。それぞれの更新履歴は Forge ポータルでご確認いただけます。
バージョンアップで JavaScript コードの互換性が崩れてしまう場合には、 動作を維持する目的で Style Sheet を含む Forge Viewer のバージョンを指定しておくことが出来ます。この方法は以前のブログ記事 Forge Viewer のバージョン指定でご案内しています。当時、JavaScript コード側で指定する CDN(Content Delivery Network)は View and Data API 時代の viewingservice/v1/ が利用されていました。
<script src="https://developer.api.autodesk.com/viewingservice/v1/viewers/viewer3D.min.js?v=v2.7.44"></script>
現在では、一般的な CDN に modelderivative/v2 が利用出来るようになっています。
<script src="https://developer.api.autodesk.com/modelderivative/v2/viewers/viewer3D.min.js?v=v6.1.0"></script>
両者では、CDN に指定する URL のクエリー パラメータ ?v=x.x.x として特定バージョンの JavaScript ライブラリを利用するようになっていました。
このバージョン指定について、クエリー パラメータではなく、URL パスとして指定する新しい記述方法が存在します。
<!-- The Viewer CSS -->
<link rel="stylesheet" href="https://developer.api.autodesk.com/modelderivative/v2/viewers/6.1.*/style.min.css" type="text/css">
<!-- The Viewer JS -->
<script src="https://developer.api.autodesk.com/modelderivative/v2/viewers/6.1.*/viewer3D.min.js"></script>
クエリー パラメータを用いたバージョン指定もサポートされていますが、新しい記述のほうがスマートな気もします。今後の指定は、この方法をお使いいただいたほうがいいかもしれません。
By Toshiaki Isezaki
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