今回は、8 月 31 日開催の Autodesk University Japan 2018 / Forge DevCon Japan 2018 のセッションの中から 、おすすめのセッションについてご紹介いたします。
クラウドが多くの新機能と画期的な技術をもたらしている現在、オートデスクも、いかにクラウドを活用できるかという課題に対して、様々な取り組みを行ってまいりました。
その取り組みの一つとして、2015年12月の Autodesk University Las Vegas にて Forge が発表され、オートデスクが提供するクラウドサービスの基盤となっている要素技術が、Web サービス API として公開されるに至りました。
一方で、オートデスクは、10年以上にわたって、デスクトップアプリケーション用の .NET API に注力してきました。
多くのデベロッパの方は、.NET の開発スキルを習得している熟練者であり、またユーザが現場で抱えている課題や求められている機能についても熟知されております。
このような状況を背景として、デスクトップアプリケーションとクラウドサービスの強み、その双方を生かすことで、デベロッパがカバーできるワークフローを拡げることができると考えております。
それでは、どのようにすれば、既存のソースコードと .NET の知識を生かして、Forge を利用したクラウドサービスに移行できるでしょうか。
もしかすると、現場で利用しているアプリケーションが、突然、クラウドネイティブなアプリケーションに移行すれば、ユーザは混乱するかもしれません。あるいは、既存のワークフローをカバーしきれないかもしれません。
H1 セッション「既存の.NETの経験を生かしたForgeとCloudへの移行」では、.NET の知識をすでにお持ちの方を対象に、クラウドで必要となる .NET の専門知識を整理し、Autodesk Forge、BIM 360、その他のクラウドサービスに接続されたデスクトップ アプリケーションを開発する方法、さらに発展させて、クラウドネイティブなアプリケーションを開発する方法についてお話します。
またセッションの講演者として、米国から AEC マネージャーの原田 美佳子とデベロッパ エバンジェリストのアウグスト ゴンザウビスが来日いたします。
この機会にぜひご参加ください。
オートデスク株式会社
デベロッパ テクニカル サービス
AEC マネージャー
原田 美佳子
米国カーネギーメロン大学建築学科で博士号を習得。同大学エンジニアリングデザイン研究所、ゼネラルモーターステクニカルセンターの人工知能認知システムグループ、スコットファールマン博士の研究所、スイス連邦工科大学チューリッヒ校での研究員を経て、現在米国オートデスクにて、デベロッパテクニカルサービスチームのAECテクニカルマネージャーとして、世界中のパートナーを支援する役割に従事。
デベロッパ エバンジェリスト
アウグスト ゴンザウビス
アウグスト ゴンサウビスは、オートデスク社のAPIエバンジェリストとして2008年から活躍しています。従来のデスクトップから最新のモバイルおよびWebプラットフォームにいたる幅広い技術力をもち、AutoCADやRevitといった.NETベースのAPIから、JavaScriptベースの NodeJS等を駆使し、グローバルに活躍し、世界各地のデベロッパを支援しています。
Ryuji Ogasawara
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