概説になってしまいますが。新しくリリースされている Forge Viewer バージョン 5.0 の新機能をご紹介しておきます。
変更点
- three.min.js と three.js ライブラリが、それぞれ viewer3D.min.js と viewer3D.js にバンドルされるようになったため、両者を個別参照する必要がなくなりました。
- 設定パネルの表示とサイジングが改善されています。
- AutoCAD や Inventor などで利用されている Protein マテリアル(Fusion 360 は Prism マテリアル)のいくつかで、フォンシェーダの斜面角で反射率を低下するようにしています。
- PNG / JPG画像ファイルで100%以上ズーム出来るようになりました。
- Autodesk.Viewing.Viewer3D.load() の loadOptions で applyRefPoint オプションの既定値が false になりました。
- Autodesk.Viewing.theHotkeyManager が viewer.getHotkeyManager に置き換えられました。
- HotkeyManager.KEYCODES が Autodesk.Viewing.KeyCode に置き換えられました。
- IFC ファイルの変換は AEC モデルとして扱われるようになりました。
新機能
- 2D モデルにモノクロモードが追加されました。:viewer.setGrayscale(true)
- AEC Extension が追加されました。
- この実装は初めての試みであり、Extension を完全に機能させるためには、SectionTool と BlendShaderに適応する必要があります。
- この実装では、また JavaScript を使用した Extension の構築と WebPackでのパッケージ方法も示しています。
- 設定パネルの右下にビューア バージョンの表示が追加されまし。
- ビュー遷移によって使用される様々なクロス フェード ロジックが追加されました。
- ノード ボックス キャッシングを無効にするオプションが追加されました。
- ナビゲーション メソッドと共に優先度値 wheelSetsPivot が追加されました。
- ゴースト シェイプにエッジ カラー/不透明度が追加されました。
- RenderContext と blend_frag.glsl に空間フィルタ サポートが追加されました。
- 環境名が日本語化されました。
- config3d.modelBrowserExcludeRoot を公開してモデル ブラウザにモデルのルートノードを表示するかどうかを設定することが出来ます(既定では表示されません)。
- モデル ブラウザの最上位のノードが折りたたまれているかどうかを設定するため、config3d.modelBrowserStartCollapsed が公開されました(既定では no、別目:expanded)
削除された点
- コメントとビルボード Extension の削除
- デバッグにのみ使用されるコードの削除
- In-viewer search(ビューア内) Extension の削除
- 初期の一人称(First Person ツール)の切り替えを削除
By Toshiaki Isezaki
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