Forge 課金に向けて無償提供している Forge トライアルの試用期間と無償で提供されるクラウド クレジットに度々変更が入っています、非常に分かりにくい状態になっていますので、少し整理しておきたいと思います。
まず、初めてトライアルをご案内したのは、Forge ビジネスモデルと課金方法の変更 でお知らせした通り、2016 年 11 月の Autodesk University 2016 の場です。この段階で無償提供されたトライアルの内容は次のとおりです。
ケース1
- 500 クラウドクレジット
- 12か月間有効
その後、Forge トライアルとユーザ登録 の通り、2017 年 7 月にトライアル内容に変更が加えられています。
ケース 2
- 500 クラウドクレジット
- 90日間有効
そして、2018 年 1 月の今現在、トライアルは次のようになっています。
ケース 3
- 100 クラウドクレジット
- 12か月間有効
変遷を経てきたトライアルの内容ですが、変更が生じた際に無理やり新しい内容に書き換えられている訳ではありません。お使いのアカウント(Autodesk ID)に最初に適用されたトライアル内容は、そのまま継承されているはずです。もちろん、上記の変更後に作成したアカウントには、その当時のトライアル内容が適用されています。
つまり、アカウントによってトライアル内容が異なる状態になってしまっています。
現在お使いのアカウントのトライアル状態が、どのようになっているかチェックするには デベロッパ ポータル にサインインして、My Subscription を選択してみてください。
表示されるページで適用されているトライアルの残日数を確認出来るはずです。
トライアルの残日数は、同じ Autodesk ID で Autodesk Account(https://accounts.autodesk.com)ページの [管理] >> [体験版] ページにも表示されます。
トライアルの残クラウドクレジットは、 デベロッパ ポータル へのサインイン後に Usage Analytics を選択してみてください。
これらトライアルの有効期間が切れた場合、または、クラウドクレジットを消費し尽くしてしまった場合には、次のように、ケース毎にトライアル内容が自動更新されます。
ケース 1:2017年12月11日以降の場合はトライアル用に新しく 100 クラウドクレジットで、12 月 11 日より前の場合は 500 クラウドクレジットで、有効期間 90 日で更新
ケース 2:トライアル用に新しく 100 クラウドクレジット、有効期間 90 日で更新
ケース 3:自動更新なし
一見不公平にも見えますが、これらの自動更新は暫定的な処置になりますのでご注意ください。これ以降のトライアル延長は予定されていません。いずれにしても、今春、すべてのケースがリセットされる予定です。それまでは、どのケースでも今まで通り、無償で Forge をお使いいただけます。なお、万が一、それ以前にクラウド クレジットを消費し尽してしまった場合でも、一方的に当該アカウントの Forge 利用を停止するようなことはしないとのことです。
By Toshiaki Isezaki
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