オートデスクはデスクトップ製品開発者向けの有償サポート プログラムである Autodesk Developer Network、通称、ADN を主催しています。ADN の概要とお申込みは https://aps.autodesk.com/autodesk-developer-programs/adn/membership でご案内していますが、今回は、ADN に関するよくある質問を、まとめて列挙しておきたいと思います。
なお、下記でご案内している ADN 事務局は、ADN 契約窓口としてオートデスク株式会社が業務委託している株式会社マルハンが運営しています。ご購入いただいた製品のサポートや各種お問合せなど、ADN に関連しない内容のご質問をいただいても、対応することが出来ません。製品のサポートや各種お問合せについては、https://knowledge.autodesk.com/ja/contact-support をご確認ください。
提供サービスについて
- ADN とは何ですか?
- ADN はオートデスク製品のアドイン/プラグイン アプリケーションやデスクトップ製品と協調して動作するアプリケーションなど、オートデスクが提供する API(Application Programming Interface)を利用した開発についてサポートする有償サポート プログラムです。
- 入会にあたっての資格や審査はありますか?
- オートデスク製品とともに動作するアドイン/プラグインなどのアプリケーションの開発計画(開発予定)や、開発に関与するプロジェクト等、あるいは、オートデスク製品に関する書籍の執筆、出版計画をお持ちであれば、それら以外に特に資格というものはありません。入会時にご記入いただく Web フォームに記入項目を用意していますので、それら概要をご記入ください(申請カテゴリによって設問が異なります)。当該項目に記入がない場合は、こちらからお電話して内容を確認させていただくことがあります。なお、オートデスク製品のトレーニング業務を目的とされる場合には、ADN は適切ではありません。別途、ATC(Autodesk Training Center)プログラムをご用意していますので、https://www.myautodesk.jp/atc/ をご確認ください。
- ADN に入会すると、どのような特典を得られますか?
- API 開発で発生する技術的な問い合わせをおこなうための専用アカウントを提供し、Web フォーム経由で質問、回答を得ることが出来ます。また、開発作業で利用することを前提に、デスクトップ製品(日本語版)を提供します。なお、ADN は World Wide でオートデスクが提供するプログラムであるため、基本的には英語でのサポートがメインになります。日本では一部の CAD 製品 API/SDK(AutoCAD、AutoCAD ベースの業種別製品、AutoCAD OEM、RealDWG、Inventor、Vault、Revit、Navisworks)について、可能な限り日本語でサポートをおこなっています。 主催する大規模イベントやリソース スケジュールの関係で、やむを得ず英語での回答になってしまう場合もあります。なお、ADN では開発言語を利用したプログラム(コード)をサポートしています。Dynamo のような設計者用のビジュアル プログラミングはサポートしていません。ご希望の製品 API で日本語でのサポートが可能か否かは、ADN 事務局([email protected])までメールお問合せください。
- Web 上で ADN オープン という名称が散見されますが、ADN オープンは有償の ADN と何が異なるのでしょうか?
- ADN はデスクトップ製品 API のカスタマイズをサポートする有償プログラムです。一方、ADN オープンは、現在、注力している Autodesk Platform Services(旧 Forge) の情報を流布する目的で、Web/クラウド 開発の場で主流となっている無償でオープンな情報提供を指しています。便宜上「ADN オープン」と呼んでいます。このため、ADN オープンにはお申込みは不要です。いつでも、だれでも Technology Perspective from Japan をはじめとした各種ブログや Facebook、Autodesk Knowledge Network などを使って情報取集が可能です。Google などの検索エンジンを使った検索でも、記事の内容にヒットするよう工夫されています。
入会・退会・加入内容変更について
- ADN に申し込みをしたいのですが、どのようにしたらよいでしょうか?
- ADN へのご入会は https://aps.autodesk.com/autodesk-developer-programs/adn/membership から Web フォームを使ってオンラインでお申込みいただけます。実際に開発される開発者の人数(ユーザー数)応じて、ADN メンバーシップへのお申込 のリンクからお申込みください。
- 開発者が 5 人いますが、ユーザー数を 1 で申し込みすることは可能でしょうか?
- 可能です。ただし、ADN お申込み時に指定が必要なユーザー数は、ADN で提供するデスクトップ製品のライセンス数や、Web フォームによって問い合わせする開発者の上限になる点に注意してください。お申込みのユーザー数を超えて、ライセンスを申請したり、問い合わせをおこなうことは出来ませんので、同時に開発に携わる方の人数をユーザー数としてお申込みください。
- 現在、ADN に加入していますが、社名を変更することになりそうです。現在の ADN 契約したまま、社名を変更することは出来るのでしょうか?
- 可能です。お手続きは、ADN の契約窓口(代表者)となっているアカウント マネージャのみ、ADN 専用サイトから指定いただけます。詳細が不明な場合は、ADN 加入時にお知らせした ADN ID とともに ADN 事務局([email protected])までメールでお知らせください。
- 同じ会社の大阪支店で ADN に加入しています。東京本社でもオートデスク製品を使った開発プロジェクトがあり、ADN の申し込みを検討中ですが、大阪支店のアカウントを使って、製品を入手したり、問い合わせをおこなうことは出来るのでしょうか?
- いいえ。ADN へのお申込みはサイト毎(拠点毎)にお願いしています。同一企業であっても、開発作業をおこなう場所が異なる場合には、拠点毎にお申込みください。
- ADN の料金はいくらでしょうか?
- お申込みいただくユーザー数によって異なります。詳細は、https://aps.autodesk.com/autodesk-developer-programs/adn/membership をご確認ください。2019年11より、契約主体が米国本社(Autodesk Inc.)に変更されました。この変更にともない、ADN 事務局(株式会社 マルハンに委託)がメンバーシップ費を国内で徴収し、オートデスク株式会社(日本法人)が処理することになったため、メンバーシップ費のお支払いは消費税 10% 込みの金額をお支払いください。
- ADN は毎年 1月1日~12月31日 までの 1 年間契約と聞きました。11月1日に加入申し込みをした場合も、1 年分を支払わなければいけないのでしょうか?
- 救済処置として、10月1日~12月31日の間に ADN にお申込みいただいた場合には、申請年の残日数と翌年 1 年分の期間を1 年分のメンバーシップ費でご利用いただけます。残念ながら、9月30日にお申込みいただいた場合には、1年分のメンバーシップ費でカバーできるのは申請年の12月31日までとなっていまいます。
- ADN への参加を検討していますが、事前に見積書をいただくことは出来ますか?
- はい、可能です。その旨を明記いただいた上で、ご検討中のユーザー数を ADN 事務局([email protected])までメールでお知らせください。
- https://aps.autodesk.com/autodesk-developer-programs/adn/membership から ADN への申込み Web フォームを記入して一週間以上経過しましたが、オートデスクからのフィードバックがまだありません。何か情報が不足しているのでしょうか?
- お申込みフォームが未提出のままである可能性があります。ADN 新規加入お申込み手順 の内容・手順をご確認の上、フォームをオートデスクへご提出ください。
- 現在、ADN に加入していますが、オートデスク製品を使った開発作業が終了したため、ADN を退会したいと考えています。どのような手続きが必要でしょうか?
- 退会の旨をADN 事務局([email protected])までメールでお知らせください。
- 本年度限りで ADN 契約の更新はしない予定ですが、ADN 事務局から次年度用の見積書・請求書が送られてきました。どうすればいいでしょうか?
- お手数ですが、退会の旨をADN 事務局([email protected])までメールでお知らせください。
- ADN に加入中で来年も加入を継続したいと思っています。契約更新は、どのような手続きが必要でしょうか?
- ADN 契約は、基本的に自動更新されるよう処理されます。年末に ADN 事務局から ADN の契約窓口(代表者)となっているアカウント マネージャの方へ、次年度用の見積書・請求書をお送りしますので、期日までにメンバーシップ費をご入金ください。もし、更新のご案内がないようでしたら、お手数ですが、ADN 加入時にお知らせした ADN ID とともに ADN 事務局([email protected])までメールでご確認ください。
- ADN に 1 ユーザーで加入しています。開発者が増えたのでユーザー数を増やしたいのですが、どうすればいいでしょうか?
- ユーザー数増加のお手続きは、ADN の契約窓口(代表者)となっているアカウント マネージャのみ、ADN 専用サイトから指定いただけます。詳細が不明な場合は、ADN 加入時にお知らせした ADN ID とともに ADN 事務局([email protected])までメールでお知らせください。後ほど、差額分の請求書をお送りします。
- ADN の契約窓口(代表者)となっているアカウント マネージャを別の担当者に変更したいのですが、どうすればいいでしょうか?
- 連絡先等の変更は、(現在の)アカウント マネージャが、ADN 専用サイトの MY COMPANY DATA から指定いただけます。詳細が不明な場合は、ADN 加入時にお知らせした ADN ID とともに ADN 事務局([email protected])までメールでお知らせください。
- ADN に加入することで、ADN であることを証明するロゴなどを利用出来ますか?
- はい、加入後には業務内容にあったロゴ(ADN Authorized Developer Logo、ADN Authorized ISVP Logo、ADN AVAR Authorized Developer Logo、ADN AVAR Authorized Developer ATC Logo)をダウンロードして名刺等に明記することが可能です。ただし、認定リセラーやトレーニング センター(ATC)の場合には、オートデスクの担当部署からの認定と活動実績があることが前提となります。
例) - ADN に加入することで、オートデスク製品の製品イメージ画像を利用出来ますか?
- はい。最新バージョンの主要製品のバッチ画像を、ADN メンバ専用サイトで提供しています。
- ADN の申し込み前に契約内容(契約書)を確認することは出来ますか?
- こちら から最新(2021年8月20日現在)の ADN 基本契約書をご参照いただけます。なお、ADN 契約は開発者(開発企業)とオートデスク 米国本社との直接契約となりますので、英語部分(前半)が正、日本語部分(後半)は参考和訳となります。ADN 基本契約書は、予告なく改定されることがあります。
サポートについて
- 専用サイトにアクセス出来る人数に制限がありますか?
- ADNにお申込みの際に指定されたユーザー数分、お問合せいただける開発者の専用アカウントをご用意します。ユーザー数を超えてのアカウント作成は出来ませんので、必要に応じて、ユーザー数の増加をご検討ください。ユーザー数増加のお手続きは、ADN の契約窓口(代表者)となっているアカウント マネージャのみ、ADN 専用サイトから指定いただけます。詳細が不明な場合は、ADN 加入時にお知らせした ADN ID とともに ADN 事務局([email protected])までメールでお知らせください。
- ADN 加入時に専用サイトから API サポート リンクを使って開発の問い合わせをするよう伺いました。今日、専用サイトにアクセスしたところ、API サポートのリンクが見当たりません。どうすればよいでしょうか?
- システム上の問題が発生した可能性があります。お手数ですが、ADN 加入時にお知らせした ADN ID とともに ADN 事務局([email protected])までメールでその旨をお知らせください。 オートデスク認定リセラーで ADN に加入された場合には、上図とは異なり、Partner Center 内に API Support リンクが設定されることになります。
- ADN で Autodesk Platform Services(旧 Forge)開発のサポートは受けられますか?
- Autodesk Platform Services 開発は一般の Web/クラウド開発で利用されるオープンソース、Web 標準化技術などが混在し、オートデスク テクノロジとの差別化が困難であるためオートデスクのエンジニアも介在するかたちで StackOverflowによるコミュニティ サポート(英語)を提供しています。
ADN の加入後に API サポートを利用する際には、次のようなメッセージを表示して https://aps.autodesk.com/get-help の利用が案内されるようになっています。 - ADN に加入することでコンサルティングを受けることは出来ますか?
- いいえ。ADN は具体的な API の利用方法や API 利用時の問題など、ご質問いただいた処理に対する部分を回答いたします。Autodesk Services Marketplace でトレーニングやコンサルティングの認定サービス プロバイダを見つけていただくことが出来ます。
- 作成中のプログラムに問題があるようで期待通り動作しません。プロジェクト全体をデバックして問題点を指摘していただけますか?
- サポート リソースにも限度がありますので、大規模な Visual Studio プロジェクトのデバック作業はおこなえません。ご質問の場合には、問題の再現が可能な最小限のプロジェクト/コードをご提示ください。
- 一般のサブスクリプション サポートでは、最新バージョン+過去3バージョンまでがサポート範囲になっているはずです(例:AutoCAD 2024+2023、2022、2021)。ADN の場合は、過去3バージョンからはずれてしまったバージョンもサポート可能でしょうか?
- ADN のサポート ポリシーも同様です。常に、最新バージョン+過去3バージョンまでがサポート範囲になります。過去3バージョンからはずれてしまったバージョン製品については、残念ながら、お問合せいただいた内容にお答え出来ません。
- ADN でデスクトップ製品 API 習得のための集合トレーニングは開催していないのですか?
- 現在、集合トレーニングは開催していません。ただし、ADN オープン活動の一環として、API トレーニング マテリアルを無償で公開しています。例えば、最近のバージョンでは、次の CAD 製品で API トレーニング マテリアルが利用可能です。併せて、製品内のオンライン ヘルプ ドキュメントや https://aps.autodesk.com/developer/documentation もご確認ください。
ADN で提供するオートデスク製品と利用について
- ADN で提供している製品にはどの製品が含まれるのでしょうか?
- ADN提供製品(2024年4月現在) に記載されている製品を申請いただけます。ただし、*(アスタリスク)が付いた製品については、一般に公開されている API がないか、ADN でサポート出来ない製品です。申請時に明確な理由を沿える必要がありますが、上層部の承認が必要なため、製品提供をお約束するものではありません。
- ADN に加入して開発に必要なオートデスク製品をダウンロードしようとしましたが、対象製品がどこにあるかわかりません。どうしたらよいでしょうか?
- ADN で提供するデスクトップ製品はすべて申請ベースになっています。契約窓口に登録されているアカウント マネージャの方のみ、ADN 専用サイトから製品をリクエストいただけます。詳細は ADN 専用サイトの「日本語リソース」ページに記載されていますのでご参照ください。詳細が不明な場合は、貴社アカウント マネージャまでご相談いただくか、ADN 加入時にお知らせした ADN ID とともに ADN 事務局([email protected])までメールでお知らせください。
- ADN に加入するとオートデスク製品を安価に入手出来ると聞きました。本当でしょうか?
- ADN で入手したオートデスク製品は、あくまでアドイン/プラグイン アプリケーションやデスクトップ製品と協調動作するアプリケーションの動作検証、デモ・サポート等、開発業務に関係する作業に特化して使用が許諾されています。図面作成やモデリングなど、業務に関連する一般コンテンツ作成、ユーザーによる製品評価、オートデスク認定リセラー/販売店による製品デモ等には用いることは出来ませんのでご注意ください。業務での利用は許諾外利用とされて認められない行為です。製品機能や動作評価の場合には、無償体験版(https://www.autodesk.co.jp/free-trials)の利用をご検討ください。
- ADN で提供しているライセンス タイプには何があるのでしょうか?
- スタンドアロン ライセンス(シングル ユーザー ライセンス)を提供しています。過去に提供していたネットワーク ライセンス(マルチ ユーザー ライセンス)は、 一般サブスクリプションでの新規提供終了を受けて、ADN からの新規提供も終了しています。サブスクリプションでの提供については、 オートデスク | ユーザ単位管理プランへの移行 をご確認ください。
- ADN で入手した製品には機能制限等があるのでしょうか?
- いいえ。一般向けにサブスクリプション提供されているデスクトップ製品と同等です。いずれも3年間の有効期間が設定されたアクティベーション コード、あるいは、ライセンス ファイルを提供されます。3年を過ぎて有効期間を過ぎてしまった場合、同一製品(バージョン)を使用する必要がある場合には、再度、ソフトウェア リクエストで最新バージョンを申請いただき、サポート範囲内のバージョンに限り、旧バージョンを入手、アクティベーション、あるいは ライセンス ファイルを入手する必要があります。詳細が不明な場合は、ADN 加入時にお知らせした ADN ID とともに ADN 事務局([email protected])までメールでお知らせください。
- ADN で入手したバージョン製品がサポート範囲外からはずれてしまった場合、そのバージョン製品はもう利用できないのでしょうか?
- ADN では最新バージョン+過去3バージョンまでがサポート範囲となっていますので、新バージョンのリリース直後にアクティベーション、または、ライセンス ファイルを申請した場合、3年が経過して製品が利用でいきなくなった時点でも、まだサポート期間内となります。この場合、再度、ADN 専用サイトから同一製品とバージョンをリクエストして、アクティベーション コード、または、ライセンス ファイルを申請すれば、もう3年、そのバージョンを開発業務でお使いいただけます。ただし、問い合わせサポートが受けられるのは、そのバージョンがサポート範囲内にある最初の(再申請から)1年間のみとなります。なお、ADN から入手した製品バージョンがサポート範囲からはずれてしまっていて、既にソフトウェア リクエストの対象外になっている場合、当該製品バージョンに対するアクティベーション コードやオーソライゼーション コード、ライセンス ファイルの発行は出来ませんのでご注意ください。
- ADN 加入時に AutoCAD を入手してインストール・アクティベーションをおこないました。昨年、ADN を退会していますが、AutoCAD はまだ起動して使える状態にあります。このまま使い続けてもいいでしょうか?
- いいえ。ADN を退会した段階で ADN から入手した製品の利用権を失っています。そのまま使い続けることはコンプライアンス上出来ません。すぐにアンインストールをお願いします。
- ADN に 1 ユーザーで加入しています。ADN から入手した Inventor のスタンドアロン ライセンスをインストールして開発作業で使っています。今回、AutoCAD を使った開発業務を受注したので、新たに AutoCAD をリクエストしたいのですが可能でしょうか?
- 1 ユーザーの意味するのは、ADN から入手した製品の同時利用が常に 1 ライセンス(1 シート)であることを意味します。製品のリクエストは可能ですが、インストールするのが Inventor がインストールされた 1 台のコンピュータか、別のコンピュータかにかかわらず、Inventor と AutoCAD を同時に起動して開発作業をおこなう必要がある場合には、2 ユーザーで ADN 加入する必要があります。開発する開発者が 1 人の同一人物であっても、同時に使用する場合は 2 ユーザーの登録が必要です。なお、ADN のソフトウェア リクエストでユーザー数以上のライセンス数をリクエストされた場合には、オートデスク担当者(インド)から理由を確認するためにメールが送られることがあります。
- ADN で入手した製品はクラウド上に構築した仮想環境(Windows インスタンス)にインストールしてもいいのでしょうか?
- クラウド上での製品利用も含めて、ADN 基本契約書 に記載のない部分の制限事項は製品に付帯する 使用許諾およびサービス契約(Software Licnese Agrement) に準拠することになります。つまり、一般ユーザー向けに提供しているサブスクリプション製品と同じ制限事項が適用されることになります。2019 バージョンのデスクトップ製品用の使用許諾およびサービス契約は、http://download.autodesk.com/us/FY19/Suites/LSA/ja-JP/lsa.html からご参照出来ます。(SLA リンクは2018年5月8日 改定)
- オートデスク製品を業務で利用しています。今回、アドイン/プラグインの開発作業が必要になり、その製品を利用しようとしていますが、開発をおこなう場合には ADN に加入して、ADN から入手した製品を利用しなければならないのでしょうか?
- いいえ。お手元に以前購入した永久ライセンス、または、現在サブスクリプション契約した正規製品をお持ちであれば、そちらを開発作業にお使いいただいて結構です。開発サポートが不要なのであれば、ADN に加入いただく必要はありません。
- 開発したアドイン/プラグインを販売したいと考えています。販売に際して、ADN に加入して許可を得る必要はありますか?
- いいえ。オートデスク製品用のアドイン/プラグイン アプリケーションの外販には、ADN への加入やオートデスクからの許可は不要です。なお、オートデスクは、そのようなアプリケーション公開・販売の場として、Autodesk App Store を開設しています。Autodesk App Store へは、どなたでもアプリケーションを無償で公開いただけます。もちろん、公開に際して ADN に加入する必要はありません。公開のための詳しい内容は、https://www.autodesk.co.jp/developer-network/app-store で公開しています。
オートデスク株式会社は、株式会社マルハンに ADN 事務局の業務を委託しています。なお、ADN 事務局は、業務上、ライセンス関連や技術的なお問合せには対応いたしませんので、あらかじめご承知おきください。
By Toshiaki Isezaki
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