初めて開催される Forge DevCon Japan では、日本で始めて紹介される Forge の機能があります。それが、Forge DevCon 2 日目の 2G-1 セッション で紹介される High Frequency Data Management、HFDM です。
Forge を始めたばかりの方には馴染みのない用語ですが、昨年6月に San Francisco で開催した Forge DevCon でもアナウンスされていて、このブログでも何度か触れているものです。もし、初めてこの言葉を知った、という場合には、ぜひ、次のブログ記事に目を通していただきことをお勧めします。
TinkerCAD Beta で見る High Frequency Data
このブログ記事をご覧いただいている方は理解されていると思いますが、HFDM は、真にクラウドを利用したデータ管理が実現出来るようになるだけでなく、CAD 毎に異なるファイル形式の呪縛から解放する可能性すらもたらすアーキテクチャなのです。また、現在、読み込み専用の Viewer ベース ソリューションになっている Forge に、ストリーミングでデータ書き込み機能を与える重要な能力を与えることにもなります。そして、HFDM は、昨年 Las Vegas で発表された Web ブラウザ版の Fusion 360 や Web 版の Revitと称される Project Quantum を支える重要なテクノロジになっているのです。
AU 2016 と Forge アップデート情報 ~ その3
2G-1 セッション では、米国オートデスクの開発チームから、HFDM のソフトウェア アーキテクチャをデザインしているカレルを招へいして、HFDM が持つ能力を直接紹介してもらいます。Forge の未来をその目でご確認ください。
By Toshiaki Isezaki
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