Autodesk Forge では、クラウドとのコミュニケーションに RESTful API を多用します。通常、RESTful API の使用時にはコーディングと呼ばれるプログラミング作業が必要になりますが、プログラム知識がない場合でも、コーディングなしで一連の RESTful APIの呼び出しや応答を 「プログラム」 する EAI (Enterprise Application Integration) と呼ばれるミドルウェアあります。
主要な EAI の1つには、オートデスクと同じく Mashup Awards に API スポンサーとして参加されていた 株式会社アプレッソ の DataSpider Servista があります。
DataSpider は、もともと RESTful API を提供するアプリケーションやシステム同士を繋げるためのもので、企業内システムの統合で利用されているそうです。会期中、DataSpider で Forge を利用する手順を実現していただき、その具体的な手順を開発者向けの情報共有サイト Quita で公開していただきましたので、ご案内したいと思います。
DataSpiderを使ってAutodesk Forgeプラットフォーム連携を試してみる
上記記事にあるように、ドラッグ&ドロップ操作で一連の RESTful API 呼び出しをひとまとめにすることが出来ます。実運用で Forge を使ってみたいがプログラムに自信がないといった方は、一度、ご確認いただければと思います。
短い時間でプロセスの自動化が出来るので、IoT 機器との接続も含め、各地のハッカソンでも多数のチームが利用していました。
もし、開発時のテスト ツールとして Forge の RESTful API をお試しいただく場合には、以前、ご紹介した Postman も有用です。
Postman による Viewer 利用手順の理解 - 2 legged 認証
Toshiaki Isezaki
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