Autodesk App ストア の通算ダウンロード数が 200 万を超えました。2012 年に AutoCAD 2012 用のアドイン アプリケーション公開を開始してから 2015 年 7 月に 100 万ダウンロードを達成するまで、3 年の期間が必要でした。100 万ダウンロードから今回の 200 万ダウンロードまでは、1 年 5 ヶ月程度で達成したことになります。
2015 年 9 月には、もともとの名称であった Autodesk Exchnage Apps ストア から、よりシンプルで直感的な Autodesk App ストア に名称変更した経緯もありましたが、非常に順調に規模を拡大してきたこと分かります。もちろん、日本語に対応したアプリの公開数も徐々に増加しつつあります。特に、オリンピック需要がきっかけになったためか、Revit を他社アプリとの連携ツールもふくめた BIM 関連アプリが充実している印象です。
日本語アプリ/コンテンツの検索方法
日本語に対応したアプリは、App ストアの検索フィルタを利用すると、簡単に見つけることが出来ます。トップページから「すべてのアプリ」、または、検索したい対象のデスクトップ製品、例えば「Revit」を選択して、そのまま一旦検索をしてください。
検索されたアプリの一覧が表示されたら、ページ左側に表示される検索フィルタの一覧から「日本語バージョンのアプリケーションのみを表示」にチェックを入れてみてください。対象製品の日本語対応アプリだけが表示されるはずです。
選択フィルタには、この他にも製品バージョンや OS などにチェックすることで、お使いのオートデスク製品にマッチしたアプリだけを表示させることも出来ますので、ぜひ、お試しください。
Autodesk App ストアへの公開
Autodesk App ストアへは、どなたでもお手持ちのアプリなどを公開することが出来ます。特別な資格などはありません。また、アドイン/プラグイン アプリだけでなく、 Revit ファミリや AutoCAD ブロックなどのライブラリ集やトレーニング マテリアルを含む電子ドキュメントなども公開することが出来ます。もちろん、無償版、体験版、有償版の区分も、公開する方の判断で自由に決定していただけます。
もし、有償版を公開する場合には、PayPal と BlueSnap の決済システムから選択することが出来ますが、両者を利用するためには、PayPal、ないし、BlueSnap の社内審査が必要です。このため、有償版のアプリ提出には、これら審査を含め、最低でも1ヶ月程度のお時間が必要になりますのでご注意ください。現在、BlueSnap の審査が若干厳しくなっているので、大規模にアプリを販売する計画がある場合に選択いただくことをお勧めしています。
アプリ公開の概要やデスクトップ製品毎に必要となる設定や手順は、http://www.autodesk.co.jp/developapps でご案内しています。
Autodesk App ストアは、デスクトップ製品向けのアドイン/プラグインや関連コンテンツの公開だけでなく、クラウド サービスの公開も可能になっています。最近では Autodesk Forge を利用されるケースも増えていて、Web ブラウザベースのクラウドサービス/アプリを App ストア経由で公開する仕組みも用意されています。
アプリを含めた各種コンテンツの公開に興味をお持ちの方は、ぜひ、http://www.autodesk.co.jp/developapps の内容をご確認ください。
By Toshiaki Isezaki
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