ご注意:View and Data API は2016年6月に Viewer と Model Derivative API に分離、及び、名称変更されました。
以前、GitHub に記載されている Autodesk View and Data API Node.js Basic Sample リポジトリ をベースにした View and Data API のチュートリアルについて、ブログ記事を連載しました。
View and Data API チュートリアル ~ その1 ~ Node.js Basic
View and Data API チュートリアル ~ その2 ~ アップロードと変換
View and Data API チュートリアル ~ その3 ~ Basic Extension
View and Data API チュートリアル ~ その4 ~ オブジェクト選択
View and Data API チュートリアル ~ その5 ~ パネル表示
View and Data API チュートリアル ~ その6 ~ カメラ移動
このチュートリアルをトレースすることで、View and Data API の基本的な機能や実装方法を把握したり、作成したビューアを拡張する手法である Extension についても習得することが出来ると思います。
ただし、作成したビューアで 3D モデルを表示した場合、1点おかしな点に気がつくかも知れません。リアルタイム コラボレーションを開始するための Live Review のボタンが表示されない点です。
実は、Live Review の機能は、チュートリアルで学習した Extension の形式で提供されます。つまり、明示的に Live Review を実装する Extension をロードしない限り、ビューア上のボタンが表示されることはありません。
チュートリアルで作成したビューアに Live Review を追加する場合には、View and Data API チュートリアル ~ その3 ~ Basic Extension の 4. で実装した loadExtension() で、Autodesk.Viewing.Collaboration の名前の Extension をロードするようにしてください。
function loadExtensions(viewer) { viewer.loadExtension('Viewing.Extension.Workshop');
viewer.loadExtension('Autodesk.Viewing.Collaboration'); }
この処理の実装後、ビューアで 3D モデルを表示すれば、「ライブ レビュー」 ボタンが表示されるようになるはずです。
Live Review 自体の機能や操作手順は、A360 Viewer と同じです。通常は、[招待] ボタンで生成された URL をメールで遠隔地のメンバーに伝えることで、コラボレーションを開始することになります。
必要に応じて、この Extension をロード解除することで、Live Review を利用出来ないようにすることも出来ます。
By Toshiaki Isezaki
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