オートデスクのデスクトップ製品にロードして利用するアドイン/プラグイン アプリケーション公開の場として用意されたのが、Autodesk Exchange Apps ストア です。ストアは、2012 年に AutoCAD 2012 用のアドイン アプリケーション公開を開始して以来、2013 年の日本語化を経て現在に至ります。現在では、日本語を含む14か国の言語で、18 の製品用アドイン/プラグイン アプリケーション、サイド アプリケーション、コンテンツなど公開しています。現時点での対象製品は次のとおりです。
- AutoCAD
- AutoCAD Architecture
- AutoCAD Civil 3D
- AutoCAD esccad
- AutoCAD Electrical
- AutoCAD Mechanical
- AutoCAD MEP
- AutoCAD Plant 3D
- Autodesk 3ds Max
- Autodesk Alias
- Autodesk Fusion 360
- Autodesk Inventor
- Autodesk Inventor Publisher
- Autodesk Maya
- Autodesk Navisworks
- Autodesk Revit
- Autodesk Simulation
- Autodesk Vault
そして、公開開始から 4 年を経て、この度、Autodesk Exchange Apps ストアからのダウンロードが、100 万ダウンロードを達成しました。
Autodesk Exchange Apps ストアは、日本のお客様にも様々なかたちでご利用いただいているはずです。ダウンロード数などの統計データは、ストア トップ ページ下部にあるバナーから、どなたでも参照することが出来ます。バナーの その他の統計を表示 をクリックしてみてください。
大変興味深い集計結果では、Revit 用のアドイン/コンテンツのダウンロード数が、AutoCAD よりも多い結果になっている点です。製品の成熟度にもよるのだとも思いますが、BIM の広まりが Revit や、そのアドイン利用を後押ししている証拠となっている一例として考えることが出来ると思います。
さて、Autodesk Exchange Apps ストアには、アドイン/プラグイン アプリケーションの他に、ファミリ ライブラリやブロック ライブラリなどのコンテンツ、また、電子書籍やトレーニング マテリアルといった多様なコンテンツが、製品毎に用意されるカテゴリで分けられています。もちろん、それはには、無償版、有償版、試用版(評価板)、Autodesk Subscription ユーザ専用アプリなどがあります。
現在では、企業内の管理者がまとめてアプリを複数購入すて、企業内のユーザにライセンスを配布して利用させるような機能も組み込まれています。有償版の購入時には、当初、用意されていた PayPal 決済に加え、BlueSnap を利用する新しい決済方法も追加されて、円決済も可能になっています。詳細は、http://www.autodesk.co.jp/buy-apps 記載 されていますので、この機会にご確認ください。
最後になりますが、Autodesk Exchange Apps ストアには、どなたでも無償でアプリケーションやコンテンツを公開することが出来ます。この方法については、後日ご案内したいと思います。
By Toshiaki Isezaki
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