先回のInventor 2016 の新機能 その1 に引き続きInventor 2016製品での強化機能 を ご紹介させていただきます。
Ⅰ. 図面関係
(1) 作図ビューの作成と編集の強化
ビュー内でインターラクティブなスケールの編集
ビューキューブを使った方向定義
モデルのユーザーカレントビューのためのビュー方向の定義
新規作成時やダブルクリックによるビュー編集時に、再デザインされた「図面ビュー」ダイアログが現れると同時に「ビューキューブ」も表示され「ビュー方向の変更」操作によってインターラクティブな表現を伴った動作になりました。
また、「尺度リストボックス」の操作も同様に「図面ビュー」ダイアログを閉じなくてもインターラクティブな表現を伴った動作となりました。
文字書式ダイアログが簡素化され、またダイナミックプレビュー動作になりました。
今回のバージョンでは、「箇条書き」、「番号付きリスト」、「取り消し線」などの機能が追加されました。
(3) カスタマイズしたスケッチシンボルのライブラリ化
Inventor 2016 製品では、従来の図面ファイル内に依存して存在しておりました「カスタマイズしたスケッチシンボル」の取り扱いが拡張され、スケッチシンボルのライブラリ化として強化されました。
これにより、カスタマイズしたスケッチシンボルを集約してライブラリ化する事ができ、必要な時にカスタマイズしたスケッチシンボルを他の図面ファイルでもご利用いただく事が可能になりました。
スケッチシンボルライブラリ保存先フォルダ
(4) 面の指示記号
面の指示記号は、カレントの製図規格に基づいてシンボルの外観は変化します。
Ⅱ. モデリング関係
(1) レイトレーシングイメージの保存
レイトレーシングの結果をイメージとして保存できます。
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