Technology Perspective from Japan

Fusion 360 と AutoCAD 360 Mobile の更新

Autodesk 360 クラウド サービスの中のサービスとモバイル アプリに更新がありましたので、今日は、その更新点をご紹介したいと思います。まずは、Fusion 360 です。 Fusion 360 クラウド サービスが更新されました。ブログではお伝えしていませんでしたが、5 月末に実施された AutoCAD 360 Tech Preview の更新に併せて、Fusion 360 にも新しいビューワー機能が備わっています。 さて、今回の更新では、Fusion 360 を利用するにあたって、最も実務的な 2D 図面化機能が加わりました。といっても、まだ、3 面図を作成して基本的な寸法オブジェクトを追記するものです。残念ながら、まだ、断面図や詳細図の作成機能はありませんが、方向性をご理解いただけるはずです。 2D 図面作成の機能は、Fusion 360 のエディタ画面上部のメニューから「Create 2D Drawing from Design」から開始することが出来るようになっています。このメニューには、CAM 利用時のツールパス作成の項目も存在しまします。 AutoCAD にも、同... Read more →

Revit 2015 の新機能 ～ その2

前回 に引き続き、Revit 共通のプラットフォームとなる Revit Architecure 2015 での作図系の新機能を、ダイジェストでご紹介します。 改訂雲マーク注釈機能の強化 Revit 2015 では、改定雲マークの作図や編集が容易になっています。Revit 2014 では、雲マークを形成するために、複数マウスボタンをクリックする必要がありましたが、新バージョンでは、少ない数のマウスクリックで雲マークを作成することが出来るようになります。 作成時には、オフセットや円弧の最短の長さを指定出来るようになっています。 改訂を削除する場合には、関連する雲マークが同時に識別されて削除されるようになっています。雲マークの作図や編集中にスペースバー（スペースキー）を押すと、雲マークの方向を反転させることも出来ます。 タグの改善 タグのヘッダーを移動する際に、接続する引出線を水平に維持したまま移動することが出来るようになりました。引出点を個別に編集する作業を省くことが出来るので、面倒な位置合わせから解消されます。次の動画は、Revit 2014 との比較を紹介するものです。 ファミリ パラ... Read more →

Revit 2015 の新機能 ～ その1

リリースから少し時間が経ってしまいましたが、今回は Autodesk Revit の新バージョンである Revit 2015 の新機能をご紹介します。ここでご案内する内容は、Building Design Suite 製品に含まれる、Onebox 版と言われる Autodesk® Revit® 2015 と、各種業種向けの Autodesk® Revit® Architecture 2015、Autodesk® Revit® Structure 2015、Autodesk® Revit® MEP 2015 を包括するものです。 今回は、主にプラットフォームとなる Revit Architecure での表示系の機能を中心にご紹介しましょう。 パフォーマンス向上 製品全体のパフォーマンスが向上しています。特に、起動パフォーマンスが劇的の改善されているので、操作に取り掛かるまでの時間が大幅に短縮されます。最近では、ハードディスク ドライブ（HDD）に代わってソリッド ステート ドライブ（SSD）を搭載するコンピュータが増えているため、全体に操作時の応答スピードが改善されていますが、今回の ... Read more →

Autodesk University Japan 2014

今年も Autodesk University の季節が近づいてきました。今回の開催場所は、いままでと違ってお台場に変わりました。いまなら早期割引が適用されるようです。 開催概要は次のとおりです。 開催日時　2014年8月29日（金） 10：00-18：30 （9：30受付開始） 会場　　　ホテルグランパシフィック LE DAIBA（東京都港区） MAP 〒135-8701 東京都港区台場2-6-1 主催　　　オートデスク株式会社 協賛　　　Autodesk University Japan 2014 スポンサー各社 参加費 早期お申込みプログラムにご登録いただくと、通常 参加費￥10,800（税込） のところ 30%割引の￥7,560（税込）にてご参加いただけます。 Autodesk Unversity Japan の Web ページは、こちら からアクセスすることが出来ます。 今年の Autodesk University も ADN ブースの出展やカスタマイズ トラックをご用意する予定です。また、クラウド サービスに関連するイベントも併設する予定です。 ぜひ、ご期待ください。 B... Read more →

クラウドサービスと API についてのブリーフィング - Meetup

以前のブログ記事で、オートデスクがハッカソンを企画していることをご案内したと思います。ハッカソンで利用していただくテクノロジは、もちろん、Autodesk 360 クラウド プラットフォームと、その API です。利用方法として Web ブラウザやモバイル デバイスがクライアントになるのは想像がつきますが、前提となる Autodesk 360 自体を知らないと理解が深まらないかもしれません。そこで、ハッカソンに先だって、Meetup イベントを開催しようと考えています。 Meetup という言葉も目新しいものだと感じます。語源は、そのまま「Meet Up」で、「人と出会う」といった意味があります。実際には、同じ趣味や同じものに興味持つ人たちのつながりの場を提供するイベントで、一種のソーシャル メディアです。サークルといっやほうがしっくりくるかもしれません。イベントの主催には、http://www.meetup.com を利用する人たちが多いようですが、もちろん、それ以外のサイトも存在しているようです。 Meetup は、よく勉強会などでも利用されています。米国の発祥なので、英語を学習し... Read more →

AutoCAD クイックアンサー

これから AutoCAD を習得されようという方に、クイックアンサー というドキュメントが無償で公開されていることをご存じでしょうか？ クイックアンサーは、毎年リリースされる AutoCAD の新バージョンにあわせて刷新されているドキュメントで、Q&A 形式の逆引き辞書として利用することが出来ます。歴代の AutoCAD クイックアンサー ドキュメントは、こちらのページ からダウンロードしていただくことが出来ます。同様に、歴代の AutoCAD LT クイックアンサー ドキュメントは、こちらのページ からダウンロードしていただくことが出来ます。 クイックアンサー ドキュメントは、もともと、AutoCAD が製品として現在に比べて大きなパッケージで提供されていた頃に、製本された冊子として同梱されていたものを PDF ファイルとして公開しているものです。 もちろん、クイックアンサーは AutoCAD 2015 用にも更新されて、先のページや、下記のリンクからダウンロードしていただくことが出来ます。 AutoCAD 2015 クイックアンサー をダウンロード AutoCAD LT 2015 ... Read more →

求む!! デベロッパー エバンジェリスト

おかげさまで、本求人は終了いたしました。多くのお申込み、大変ありがとうございました。 Autodesk Developer Network(ADN) では、まもなく、オートデスク 株式会社 東京オフィスでデベロッパー エバンジェリストの求人を開始します。ADN チームメンバーは、世界中のオフィスに点在しながら、US 本社を中心に他国のメンバと共同で活動する、社内でも少しユニークな存在です。 もし、次の項目に該当する方、あるいは、該当しそうな方をご存じであれば、ぜひ、その方にこの記事をご紹介ください。求人を開始し次第、このブログでお知らせします。 ----------------- 現在、オートデスクは、数多くの新しいクラウド サービスを市場に送り出そうとしています。すべてのクラウド サービスは、API を使ってカスタマイズできるように、開発者用のプラットフォームとしてデザインされています。そして、それら新しい API を世界中に広める必要があります。ADN の Developer Technical Services チームに参加して、一緒にそんな活動してみませんか !! 業務内容： ... Read more →

日本語化された Revit 2014 API ドキュメントと Revit SDK

Autodesk Revit の API（Application Programming Interface）を利用することで、Revit 内でよくあるタスクを自動実行させたり、複雑な手順をプログラムに代替させて設計者の操作を簡素化させたりすることが出来ます。 このための実装方法が アドイン や マクロ と呼ばれるカスタマイズ モジュールです。詳細は、以前のブログ記事 AutoCAD アドオン開発者のための Revit API 入門 ～ 概説 に譲りますが、初めて実際の開発作業をおこなう場合には、やはり、開発について説明するドキュメントが必要になります。 Revit API にも、API をどのような手順で利用したり、どのようなことが出来るのかを説明する「Developers Guide」ドキュメントが存在しています。このドキュメントは、従来から Revit のオンライヘルプに含まれていましたが、製品の一般機能に関するドキュメントとは異なり、残念ながら日本語化されていませんでした。 昨年リリースされた Revit 2014 では、日本の開発者の方の利便性を改善するため、オンラインヘルプ... Read more →

Autodesk 360 Mobile アプリの更新

先週お知らせした AutoCAD 360 Mobile や Autodesk 360 Tech Preview のリリースを受けて、新しく Autodesk 360 Mobile が公開されました。位置づけとしては、従来のアプリの新バージョンではなく、新しいアプリになっています。 新しい Autodesk 360 Mobile も、従来のフォルダ ベースからプロジェクト ベースへ管理方法が大きく変更されているため、Autodesk 360（http://360.autodesk.com）と Autodesk 360 Tech Preview（http://www.autodesk360.com） が異なる URL で個別にアクセス出来るように、アプリも旧 Autodesk 360 Mobile と共存インストールすることが出来るようになっています。このため、旧 Autodesk 360 Mobile アプリをインストールしていても、App Store アプリの更新通知は表示されませんので注意が必要です。自身で検索してインストールしてみてください。 残念ながら、今回、リリースされたのは ... Read more →

AutoCAD 2015カスタマイズ移植&クラウドセミナーのサマリー

5月30日金曜日に、オートデスク東京セミナールームで開催した AutoCAD 2015 カスタマイズ移植 & クラウドセミナー のプレゼンテーション資料と動画を公開します。 ご紹介した内容は次のとおりです。セッション タイトルに PDF ファイルへのリンクになっていますので、それぞれ、クリックしてダウンロードしてみてください。またセッション内容は、動画で参照していただくこともできます。 13:00～14:00 AutoCAD 2015 新機能紹介 AutoCAD の新機能を利用した運用や更に効率を高めるアプリケーションの検討が可能です。こちらは、以前ご案内した下記のブログ記事をご参照ください。 AutoCAD 2015 の新機能 ～ その 1 AutoCAD 2015 の新機能 ～ その 2 AutoCAD 2015 の新機能 ～ その 3 14:00～14:15 <----------------------------------休憩--------------------------------------> 14:15～15:30 AutoCAD 2015 へのカスタマイズ移植... Read more →