AutoCAD も Revit もオートデスク製品ではありますが、BIM(Building Information Model)を標榜する Revit は、操作性の違いだけでなく、AutoCAD にはない考え方やルールが存在します。そういった違いを十分に理解することで、スムースに Revit API を習得していただけるものと思います。逆に言えば、AutoCAD に対するのと同じ感覚で開発に取り組むと、出来るはずと思っていたことが簡単に出来なかったり、方法を見つけるのに予想以上に時間がかかってしまったりするかも知れません。 そこで、今回から数回にわたって、AutoCAD のアドオン アプリケーション開発経験者向けに、Revit API を使ったカスタマイズの概要や考え方をご紹介しようと思います。このブログの過去のトピックと一部重複しますが、AutoCAD 開発者の目線で AutoCAD 寄りの説明を加えることで、理解しやすくなればと思います。 製品の歴史と API Revit は、もともと Revit Technology Corporation が開発した製品を、2002 年にオート... Read more →