Technology Perspective from Japan

ADN Sparks Developer Dayのご案内

ADN Developer Networkの工藤　暁です。本日は“ADN Sparks Developer Day”のご案内をさせて頂きます 来る11月14日（木）東京にて、第7回ADN Sparks Developer Dayを開催いたします。 下記に、ADN Sparks Developer Daysのご案内と申込方法を記しますので、Media & Entertainment製品のプラグイン開発に携わる技術者の方や適任の方には、日程調整の上、ご参加くださいます様、よろしくお願い申し上げます。 開催日/場所】 11月14日（木） 13:00-17:00 / オートデスク株式会社　東京本社　セミナールーム 東京都中央区晴海1－8－10 トリトンスクウェア オフィスタワーX　24F 【参加対象/費用】 2013年ADN/ADN Sparksメンバー/無料 【概要と目的】 本セミナーでご案内する未発表内容は、秘密情報のもと、主要製品の最新情報や次期バージョンの新機能及びAPIについての解説などをおこないます。　 最新の技術情報を共有し、今後の製品戦略に役立てていただくとともに、皆様方のプラ... Read more →

ReCap 360 クラウドサービス（旧名 ReCap Photo）

今回は Autodesk ReCap 360（旧名 ReCap Photo）というクラウド サービスを紹介しましょう。Autodesk ReCap 360 サービスは、デジタルカメラを使い、可能な範囲で対象物を上下左右、周囲 360 度撮影した複数の画像を利用して、3D モデルを作成するサービスです、生成された 3D モデルは、メッシュモデルとしてダウンロードしたり、点群データとしてダウンロードして、デスクトップ製品などで再利用することが可能です。 Autodesk ReCap 360 サービスには、http://recap360.autodesk.com からアクセスして、どなたでも無償で体験いただくことが出来ます。ただし、現段階ではまだ正式なものではないので、残念ながら表示される Web ページの内容は英語のみになります。また、このサービスもオートデスクのクラウド サービスである Autodesk 360 の 1 つなので、利用の際には無償で取得可能な Autodesk ID を用いてサービスにログインする必要があります。 サービスを提供するページでは、表示や操作に、以前、Auto... Read more →

ADN Developer Conferenceのご案内

Autodesk Developer Networkの工藤　暁です。本日はADN Sparksマネージャー Cyrille Fauvelからのメッセージをご案内させて頂きます 本年１２月２日アメリカ・ラスベガスで開催されますADN Developer Conferenceにて3ds Max/Maya開発チームより次期リリースの新APIの御紹介をさせて頂きます。更に、PySide, Python, 新3ds Max CPython API等を使用した８つのユーザー事例を御紹介させて頂きます。 本年のコンファレスはADNメンバーのみ御参加頂けます。未だADN memberに登録されていない方（ADN Openのみ利用）で、このコンファレンスにご興味のある方はお気軽に私まで御問い合わせ下さい。 参加を迷われている方は、 昨年の公演録画 を御覧下さい。昨年の公演全てがポストされておりませんが、ご参考になれば幸いです。本年は皆様の御質問や御要望をM&Eエンジニアリングチームが直接伺える絶好の機会となります。エンジニアリングチームからはビューポートやレンダリング機能を担当しますNeil Hazza... Read more →

AutoCAD API で扱うオブジェクトの実際とオブジェクト識別子

ご存じのように、AutoCAD で扱う図面は、DWG ファイル形式や DXF ファイル形式でハードディスクなどの保存媒体に保存されます。 また、AutoCAD で図面を編集する際には、AutoCADの作図ウィンドウ上に図面を開いたり、新規に図面を作成したりして、図面上に図形（ここでは オブジェクトと表現）を作図、編集していきます。このとき、編集中の情報は、逐次、図面ファイルである DWG ファイルや DXF ファイルに保存されているわけではありません。図面編集中に AutoCAD が情報を更新しているのは、メモリ上に展開された図面イメージとなる 図面データベース と呼ばれるものです。 図面データベースには、DWG ファイルや DXF ファイルに含まれる多くのオブジェクトが展開されています。AutoCAD API を学習する際には、図面ウィンドウ上で実際に目に見える図形と目に見えない情報の2つを区別して説明することが多くあります、前者が グラフィカル オブジェクト、後者が 非グラフィカル オブジェクト です。 メモリ上の図面データベースに展開されるグラフィカル オブジェクトや非グラフィカ... Read more →

Autodesk Fusion 360 の操作 その２（グループ＆コラボレーション作業）

先回 Autodesk Fusion 360 の操作 その１ では新規に設計開始する方法と、各機能アイテムとマウスによる操作を中心にご紹介させていただきましたが、今回は 「Autodesk Fusion 360 の操作 その２」として、設計ごとに管理する手段として「グループ」の新規作成方法と、外部の設計者とコラボレーションするためにHABを共有するまでの手順操作と、コラボレーションの情報をお伝えさせていただきます。 招待を受けたコラボレーションの相手は、PCでのコレボレーション編集作業のほか、モバイルデバイス（Android,iPhone,iPad）内のブラウザ「Google Chrome」よりHUB内のデータを確認でき、コメントなども書き込むことができます。 １．新規に管理用のグループを作成する (1).[ GROUPS ] タブの プルダウンリストの中から [ Create Group ] を選択する。 (2).[ Create new Group ] ダイアログ内で、作成する「グループ名」「目的」「概要」などの情報を入力する。 (3).新規にグループが作成され、[ GROUPS ... Read more →

Revit SDKサンプルのちょっといい話し（かも）

Autodesk Developer Networkの工藤　暁です。昨日Revitの御質問を調査した際に、製品コマンドとSDKサンプルを組み合わせた調査を行いましたので御紹介させて頂きます。未だRevitプログラマとしては未熟者ですので、他に良い方法等あればご意見を伺えれば幸いです。 さて、御質問は大まかには「プロジェクトで使う単位」を変更するプログラムが2014で動作しなくなったというものでした。回答については、The Building Coderに関連記事とSDKサンプルC:\Revit 2014 SDK\Samples\Unitsより以下の様な”長さ”の単位を変更する簡単な動作検証プログラムを作成する事が出来ました。 public Result Execute(ExternalCommandData commandData, ref string message, ElementSet elements) { Document doc = commandData.Application.ActiveUIDocument.Document; try { U... Read more →

Suite 製品のカスケーディング ライセンス ～ その2

前回 は、ネットワーク ライセンスを運用している環境で、Suite 製品と単体製品を1つのライセンス マネージャで管理した際の カスケーディング ライセンス について、その基本的な考え方をご紹介しました。 今回は、カスケーディング ライセンスを利用する環境で期待したようにライセンスが利用できない、といった問題を起こさないように、カスケーディング ライセンス固有の ライセンス共有 の振る舞いについてご紹介します。まずは、同一バージョン同士のライセンスを結合した基本的な振る舞いから説明しましょう。 最新バージョン利用時のライセンス共有 ここでは、AutoCAD 2014 1 ライセンスと AutoCAD Design Suite 2014 Premium エディション 1 ライセンスのライセンス ファイルを結合して運用していると仮定します。AutoCAD Design Suite 2014 Premium エディションには、AutoCAD 2014、AutoCAD Raster Design 2014、SketchBook Designer 2014、Showcase 2014、Mudbo... Read more →

Autodesk Fusion 360 の操作 その１

先回 Autodesk Fusion 360のご紹介 ではインストールを中心にご紹介させていただきましたが、今回は 「Autodesk Fusion 360 の操作 その１」として、新規に設計開始する方法と、各機能アイテムとマウスによる操作を中心にお伝えさせていただきます。 １．新規に設計を開始する [MY HOME]タブ を選択し [New data]の[Design]を選び、[新規ファイル名]を入力し [Create]ボタンを押します。 [新規ファイル名の入力] [ファイルを共有する保存先グループの選択] インストール直後には、グループには既定で"My First Group"が用意されています。 ※ 次回以降に紹介する[ グループ ]を作成した場合、[Share with]には、既定で共有するファイルの保存先が表示されています。 （いくつもグループは作成できます） 任意のグループと共有させる場合は、右の [ホルダー]アイコンを押して[ Stored in]で表示されるプルダウンリストで、ファイルを共有する保存先グループの選択をします。 ２．WorkSpace別の機能 ワークスペー... Read more →

Autodesk® 3ds Max® 2014 Extension新機能ステレオカメラ関連情報のお知らせ

Autodesk Developer Networkの工藤　暁です。今回も先日リリースされましたAutodesk® 3ds Max® 2014 Extension新機能からステレオカメラ機能に関する情報を御紹介します。 以前よりお問い合わせの多い機能でもありますので、お待ち頂いたお客様も多いかと存じます。製品紹介ビデオがYouTubeに御座いますのでご紹介させて下さい。 この製品はExtensionの新機能という事でサブスクリプション契約をされているお客様に御使用頂けます。製品のダウンロードはAutodesk Exchange アプリケーション ストアの製品ページにAutodesk Subscription センターへのURLが御座いますので其方よりインストーラをダウンロードし実行して下さい。実際のインストール方法やヘルプファイルの場所等については、プロダクトサポートチームよりテクニカルソリューションが御座いますので其方をご参照頂ければと思います。 Read more →

Windows XP サポート打ち切りの影響について

日本で多くの方が利用している Microsoft Windows XP オペレーティング システムのサポートが、来年4月に打ち切られてしまいます。このアナウンスは、以前からさまざまなメディアで取り上げられてきましたが、Windows XP 上でオートデスク製品をお使いいただいている方にも、もちろん影響があります。今回は、現在の設計環境に影響を及ぼす Windows XP のサポート打ち切りの影響と、その対策を、まとめてご紹介しておきたいと思います。 現在の状況を知る 最初に Microsoft 社がどのようなアナウンスとしているのか、確認してみましょう。分かりやすく説明をしているのは、製品ライフサイクルを説明した次の Web サイトです。まずは、このサイトを開いて、内容をご一読いただくことをお勧めします。 Windows XP、Office 2003 サポート終了の重要なお知らせ | Microsoft http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/xp_eos.aspx 次に、オートデスク製品をお使いの環境で、どの程度、Window... Read more →