Technology Perspective from Japan

3ds Maxテクニカルブログ開設のお知らせ

Autodesk Developer Networkの工藤　暁です。今回は3ds Maxテクニカルブログが開設されましたので御紹介します。 このブログはGetCOREInterfaceと題しＡＤＮエンジニアのKevin Vandecarにより運営されるものです。既に幾つかの記事がアップされておりますが、.NET APIに関する記事とサンプルコードが存在しますので、是非お立ち寄り下さい。 09/20/2013 "Capturing viewport input using the .NET API" 09/17/2013 "Some .NET API Samples" 既に、.NET APIをお試しの方もいるかと存じますが、.NET APIの使用には注意事項が御座いますので御紹介させて下さい。それは3ds Max SDK Reference > What’s New: 3ds 2013 SDK > 3ds Max.NET SDK Changes に以下の様に記述されております。 Other changes: We recommend that SDK users do not write... Read more →

AutoCAD アドオンの自動ロードの方法あれこれ

AutoCAD API でアドオン アプリケーションを開発している段階では、主に APPLOAD[アプリケーション ロード] コマンド や NETLOAD[.NET アプリケーション ロード] コマンド、VBALOAD コマンド、あるいは、Visual Studio や Visual LISP などの開発環境からデバッグ機能を利用して、アドオン アプリケーションが正しく動作するか確認するのが一般的かと思います。 ただ、開発済のアドオン アプリケーションを設計者のコンピュータ上で設計者自身が利用する場合には、APPLOAD コマンドなどをいちいち実行してアプリケーションをロードさせるのは非現実的です。設計環境の生産性や効率を高めるために使用する AutoCAD API の効果が薄れてしまい、本末転倒です。 そこで、AutoCAD には、開発したアドオン アプリケーションを自動的にロードさせるいくつかの方法が用意されています。 スタートアップ 登録の利用 APPLOAD コマンドにボタンのある [スタートアップ登録] 機能を使って、AutoCAD の起動時に自動ロードするアドオン アプリケ... Read more →

Developer Days 開催について

rEvolution "デスクトップがクラウドに遭遇するところ" クラウドとモバイル アプリのアイデアを得る機会をお探しですか? オートデスクがデスクトップ コンピューティングやクラウド テクノロジをどこに収束させようとしているか把握したいとお考えですか? オートデスクのプラットフォーム テクノロジ上でアプリケーション開発をされていたり、あるいは、まだ Autodesk Developer Network カンファレンスにご参加いただけていない場合には、オートデスクの最新テクノロジと、来るべき次世代の製品群を深く紹介する Developer Days への参加をご検討ください。Autodesk Developer Network では、本年度も 2013年11月から2014年2月にかけて、世界中で Developer Days の開催を予定しています。 DevDays 2013 と呼ぶ今年のテーマは、rEvolution – "デスクトップがクラウドに遭遇するところ" です。 ぜひ、DevDays 2013 にご参加いただいて、オートデスクが検討している新しい Web サービス API... Read more →

レンタル プランがはじまりました

9月17日から、いよいよ日本でもオートデスク製品のレンタル プランが始まりました。このプランは、文字通り、オートデスク製品を期間を区切ってご利用いただくいための レンタル ライセンスを提供するものです。今回対象になるのは、次の既存 Suite 製品と一部の単体製品です。 レンタル プランが提供するライセンスの使用期間は、1か月、四半期（3か月）、1年間、の3つです。 従来のパッケージ購入に加えて、新しい製品入手の方法が増えることになります。また、レンタル ライセンスの利点としてあげられるのは、個人事業者や起業まもない企業、プロジェクトの増減で必要とするライセンス数が増減するような企業などのお客様が、いままでより少ないコストで気軽にオートデスク製品をご利用いただくことが可能になる点でです。 レンタル ライセンスの購入方法は、プランによって異なります。1か月のレンタル プランのみ、オートデスク ストア（http://store.autodesk.co.jp/store/adskjp/DisplayHomePage）からの購入になります。それ以外は、オートデスク認定販売パートナーからご購入い... Read more →

AU Japan 2013 へのご参加ありがとうございました

Autodesk University Japan にご来場いただいた皆様、大変ありがとうございました。各セッションを通して、非常に多くのお客様にご参加いただけたようです。カスタマイズ トラックで開催した 4 つのセッションも盛況のうちに終了することができました。特に、C-2 セッション（Revit API）や C-3 セッション（AutoCAD API）では、立ち見される方も見受けられ、うれしい限りです。もう少し大きな部屋がご用意できればよかったのですが、その点が心残りです。 また、多くの ADN デベロッパ企業も含めた展示会場でも、かなりの集客だったようです。午前中の基調講演中の模様と、セッション間の休憩時間帯の模様を比較すると、歴然としていますね。 さて、当日ご紹介したプレゼンテーション スライドとデモでお見せしたサンプル プログラムは、下記の URL からアクセスしていただける AU Online で入手可能です。今回は、開催直前まで内容を調整したりしていたので、事前にダウンロード提供できなくて恐縮しています。 AU Online：https://area34.smp.ne.j... Read more →

Autodesk 360 クラウドのサポート ファイル

Autodesk 360 には様々なクラウド サービスが存在しますが、Autodesk 360 自身にも役割があります。それは、データを保存するストレージ サービス機能、クラウド ストレージに保存されたデータを他のユーザと共有、あるいは、コラボレーションする機能、そして、データそのものを表示する表示、あるいは、閲覧させる機能です。 ストレージに保存された各種データを正しく表示するために、Autodesk 360 では、データをネイティブに扱うのではなく、一旦中間ファイルに変換して表示する仕組みを採用しています。この中間ファイルを今まで DWF ファイルとして紹介してきましたが、実際には、主に 2D 情報には DWF ファイル形式を、3D 情報には TPF（Transitional Packet Format） というファイル形式を用いています（ファイルによって異なります）。このため、Autodesk 360 にデータ ファイルをアップロードすると、しばらく次のような表示でデータを閲覧できない時間が出てしまいます。 この生成に時間がかかるケースも出てきますが、Autodesk 360 の... Read more →

Autodesk University Japan カスタマイズ トラック残りわずか

さて、Autodesk University Japan もいよいよ来週に迫ってきました。おかげさまでカスタマイズ トラックもほぼ満席のご予約をいただいて、キャンセル待ちの状態と聞いています。唯一、C-4 セッション に空席がある状態です。C-4 セッションでは、日本語化された Autodesk Exchange Apps ストアの利用と、ストアにみなさんのコンテンツを公開する方法をご紹介します。 AutoCAD をはじめとするオートデスク製品の 2014 シリーズの多くでは、製品内からストアにアクセスして便利なアドイン アプリケーションや、ブロック集やファミリ集、電子書籍などを入手していただくことが出来ます。ストア自体は今年になって日本語化されていますので、あとは日本語対応のコンテンツを増やしていきたいと考えています。 もし、みなさんの設計環境で利用されている自作ツールやコンテンツをお持ちなら、他のオートデスク ユーザの方と共有していただける機会になりますので、ぜひ、このセッションにもご参加いらだければと思います。 キーノートの情報を含んだ最終のリーフレットも入手しましたので、下記か... Read more →

AutoCAD 360 Mobile の新バージョンと 3D の再利用

新しいバージョンの AutoCAD 360 Mobile がリリースされました。といっても、今回の新バージョン 2.1 は、まだ iOS 用しか公開されていません。Android 版については現在作業中ですので、もうしばらくお待ちください。 さて、バージョン 2.1 の新機能ですが、いくつかの新機能や既存機能の改良が加えられています。 Retina のフル サポートによる超高解像度の図面表示 PDF ファイルのサポートの向上による表示改善 メートル単位とフィート/インチ単位の簡単切り替え アプリケーションの高速読み込みで時間節約 アプリケーション内通知と整理された共有機能により、コラボレーションがより便利に [プロパティ]パレットの新しいプロパティ（AutoCAD 360 Mobile Pro のみ） 新しいバージョンでまず感じるのは、起動時のスピードです。従来よりも起動が格段に早くなってるので、現場でイライラするようなことはないと思います。起動が遅いので、常に起動状態を維持してしまいがちの方もいらっしゃると思いますが、モバイル デバイスはまだまだメモリが少ないので、この改善はうれしい... Read more →