AutoCAD 2014 になって、AutoCAD API には新しく JavaScript API が加わりました。これで事実上 5 つめの API が AutoCAD 上で利用できるようになったわけですが、これとは別に、よく混乱の原因となる API の問題があります。それが、AutoCAD をベースとした業界別の製品が提供する API の存在です。 オートデスクは、AutoCAD API を使って、製造、建築、土木、電気などの業界別製品を販売しています。それぞれ、AutoCAD Mechanical、AutoCAD Architecture、AutoCAD Map3D や Civil 3D、AutoCAD Electrical が、これに該当します。それぞれの製品は、AutoCAD の機能を土台にして、API カスタマイズで業種に特化したコマンドや機能が盛り込まれています。 これら、AutoCAD ベース製品でも、標準の AutoCAD が持つ AutoCAD API を利用していただくことが可能です。ただし、カスタマイズの対象となるのは標準の AutoCAD がも持つ機能に関連す... Read more →