前回の「Inventor 2014 新機能 その1」に続き、Inventor 2014製品が 2013/04/11(US PST Time) にて出荷開始されました事を受け、今回は昨年(2012/12/06東京・2012/12/12大阪)の Developer Daysで紹介しました Inventor2014製品のワークフローを中心にご紹介します。
ワークフローの相互運用性
(1) 環境を超えてのデータ再利用
前々回の「環境を超えてのデータ再利用」にてご紹介させていただきましたが、Inventor2014製品においてBIM Exhangeを利用して他の製品で再利用する連携機能が Inventor製品内部より直接ご利用できます。
(2) DMU360とクラウドベースのコラボレーション
クラウド環境をベースに、OEM Inventor ベースのコンポーネントの作成をアセンブリと同期する事で、サプライヤーはAutodesk360環境にログインし利用する事が可能な仕組みです。
同時にサプライヤーは、デジタルモックアップとしてアップロードする事で、挿入したサブシステムを見る事ができ、カスタマー「レビュー」・サプライヤー「コントリビュート」・OEM「分析とコーディネート」といった「お互いのデータを利用しながらの反復改良」の流れの中で、管理運用上 効率的で安全な開発作業に従事させる事ができます。
(3) Autodesk360 との統合
クラウドを利用した統合が可能です。
特徴は、Inventor2014製品内よりAutodesk360へのログイン利用にて、 直接Autodesk360と Inventor2014製品間で、保存・開く・ファイルを共有 といった機能がご利用になれる事です。
また、Autodesk360にて ほとんどのデバイスでInventorファイルにアクセスをして表示可能となり、これらをご利用になる稼働場所の制限はありません。
次回より、Inventor2014製品の API ついてご案内する予定です。
Shigekazu Saito
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