AutoCAD 2005 で導入されたフィールドは、特定の情報を文字(MTEXT)として作図する機能を提供すると同時に、元の情報ソースを監視して、常に最新の情報を文字に反映する機能も持ち合わせたインテリジェントな能力を持ち合わせています。 例えば、表題欄に現在の時刻を示す文字オブジェクトを挿入したい場合、FIELD[フィールド] コマンドで [フィールド] ダイアログを表示させて、日付フィールドを挿入することで、日付が自動更新して表示されるので、以前のように手作業で修正する必要がなく、手間が省け直し忘れもなくなります。 フィールドの特筆 すべき点が、オブジェクト プロパティを文字化して、常に最新の情報を維持出来る点です。 例えば、[フィールド] ダイアログの「フィールド名」で「オブジェクト」を選択して作図済の円オブジェクトを選択すると、ダイアログ中央に円オブジェクトが持つプロパティが表示されます。「面積」を選択後、[その他の形式(O)...] ボタンで接尾語の "㎡" を指定してフィールドを作図すると、円の面積に "㎡" が付加された MTEXT が作図されます。 作図された面積は、選... Read more →